OPPO Find X9シリーズ、グローバル版でも7,000mAh超えの大容量バッテリーを維持へ

中国で先行発表されたOPPOの最新フラッグシップ「Find X9」シリーズ。その最大の特徴ともいえるのが、スマートフォンとしては異例の7,000mAh超のバッテリー容量です。そして新たな情報によれば、この大容量仕様は海外向けモデルでもそのまま維持されることが確認されました。

EUの認証ラベルで容量を確認、Proモデルは7,500mAh

欧州連合(EU)のエネルギーラベルデータベースに、グローバル版となる「Find X9(型番:CPH2797)」および「Find X9 Pro(型番:CPH2791)」が登録されました。これを報告したのは、著名リーカーのSudhanshu Ambhore氏です。

登録情報によると、Find X9は7,000mAh以上、Find X9 Proは7,500mAhというバッテリー容量をそのまま維持しており、中国モデルとまったく同一仕様であることが確認されています。これにより、海外市場向けに容量を抑える“ナーフ”の懸念は払拭されました。

なお、同様の傾向はOnePlus 15シリーズのグローバルモデルにも見られるとのリークもあり、BBKグループ(OPPO・OnePlusなど)全体で大容量化を強気に推し進める方針がうかがえます。

Find X8から大幅進化、薄型ボディのまま容量アップ

Find X9シリーズのバッテリー進化をより実感するには、前世代モデルと比較するのが分かりやすいでしょう。前作「Find X8」では、標準モデルが5,630mAh、最上位モデルでも6,100mAhでした。それでも当時は業界でもトップクラスの容量でしたが、Find X9ではそれを一気に1,000mAh以上も拡大しています。

驚くべきは、この大容量化にもかかわらず本体の厚さがわずか約8mm前後に抑えられている点です。AppleやSamsungが薄型化と軽量化を重視する一方で、OPPOは「実用的な電池持ち」を最優先に設計を進化させているようです。結果として、スリムながらも圧倒的なスタミナを備えた“使えるハイエンド機”に仕上がっています。

実用性を重視した「大容量の時代」へ

スマートフォン市場では、急速充電技術の進化が目覚ましい一方で、実際の使用時間を左右するのは依然としてバッテリー容量です。Find X9シリーズはこの点で明確なメッセージを打ち出しており、単なるスペック競争ではなく、日常的な安心感を重視する設計思想が際立ちます。

OPPO Find X9シリーズはすでに中国で販売が開始されており、グローバル市場向けの発表も近いとみられています。大容量バッテリーをそのまま搭載するこの仕様は、長時間駆動を求めるユーザーにとって大きな魅力となるでしょう。

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