
Redmiが次期ミドルハイ級スマートフォン「Redmi Turbo 5」シリーズの開発を進めているようです。毎年このラインは海外ではPOCOブランドとして展開され、特に日本では「POCO F7」として登場する可能性が高いため、今回のリークにも注目が集まっています。
Dimensity 8/9シリーズ採用で大幅強化へ
リーカーのSmart Pikachu氏によると、Turbo 5とTurbo 5 Proは前世代のDimensity 8400 UltraおよびSnapdragon 8s Gen 4構成から大きく方向転換し、MediaTekのDimensity 8シリーズおよび9シリーズを採用するとのことです。
筐体にはメタルフレームが使われ、丸みのある大型ディスプレイを搭載するなど、デザイン面でも上位機らしいブラッシュアップが進んでいるようです。
Proモデルは超音波式指紋認証を搭載か
情報筋によれば、上位版とみられるTurbo 5 Pro(もしくはTurbo 5 Pro Max)は超音波式の画面内指紋認証を採用する可能性が高く、さらにシリーズ史上最大級となる8,000mAh超の大容量バッテリーを搭載するとのことです。高速充電にも対応し、ヘビーユーザー向けにバッテリー性能を大幅に強化した構成になると噂されています。
一方、標準モデルのTurbo 5にはDimensity 8500 Ultraが、Pro Max(またはPro)には未発表のDimensity 9500eが採用されるという見方が強まっています。
1.5K LTPS OLEDやIP68/69防塵防水にも対応
両モデルとも1.5K解像度のLTPS OLEDディスプレイを採用し、バッテリー容量も8,000〜9,000mAh、充電は最大100Wに対応すると報じられています。
さらに、IP68/69クラスの防塵防水を備えることで、ハイエンド並みの耐久性を確保した設計になるようです。
新Dimensityの特徴:8500と9500e
Dimensity 8500はTSMCの4nmプロセスで製造され、A725ベースの8コア構成と最大3.4GHzの高クロックを実現。GPUにはクロックアップしたMali-G720が搭載されるとのことです。
上位のDimensity 9500eはTSMCの最新3nm N3Eプロセスを採用し、Cortex-X925×1、Cortex-X4×3、Cortex-A720×4という構成で最大3.73GHzに達するとされています。GPUはG925 MP12を搭載し、1612MHzで動作するという非常に高性能な内容です。
2026年1月に正式発表へ
Redmi Turbo 5シリーズの発表は2026年1月が予定されており、過去のパターンからみてもグローバル市場ではPOCO F7シリーズとして登場する可能性が高いと思われます。
性能、電池、耐久性と三拍子そろった本シリーズが、来年前半のミドルハイ市場で大きな話題を呼びそうです。


