
Xiaomiは、「Xiaomi 15T Pro」と「Xiaomi 15T」の長期アップデート方針を正式に公表しました。両モデルとも2031年9月までセキュリティ更新を保証しており、とくに15T ProはAndroid 20までのアップデートが確約されています。これは、同社フラッグシップとして過去最多となる5回のOSアップデートに相当します。
15Tシリーズはセキュリティ更新を2031年まで保証
公開されたロードマップによると、両モデルは発売から90日ごとの更新ペースを維持しながら、長期間のサポートを受けられる設計になっています。
- Xiaomi 15T
- 搭載OS:Android 15
- 予定アップデート:Android 16〜19
- セキュリティ更新:2031年9月まで
- Xiaomi 15T Pro
- 搭載OS:Android 15
- 予定アップデート:Android 16〜20
- セキュリティ更新:2031年9月まで

Xiaomi史上最長クラスのOSサポート
Android 20への対応が明言されたことで、15T ProはXiaomiスマートフォンの中でも最長・最大のOS更新回数を持つモデルとなりました。
Xiaomi 15/15 Ultraなど、従来のフラッグシップが“4回のOSアップデート”にとどまっていたことを考えると、今回の15T Proはサポート内容が一段と強化されていることが分かります。
HyperOSでエコシステム体験も進化
両モデルにはXiaomiの独自OS「HyperOS」を採用しており、スマートフォン、タブレット、スマート家電などの連携強化が図られています。
今後配信予定のHyperOS 3では、
- 電力効率の改善
- マルチタスク性能の向上
- AIを活用した個別最適化
といった機能強化が予定されています。
ソフトウェアの継続的な進化とエコシステムの拡大により、Xiaomiは長期的なユーザー体験を重視する姿勢を明確にしています。
Xiaomi 15Tシリーズは、これまで以上に長く使えるフラッグシップというポジションを確立しつつあります。特に15T Proは、Android 20までのアップデート保証により、同社スマートフォンのサポート体制を引き上げる象徴的な存在となりそうです。

