
中国で10月20日に正式発表を控えるiQOOの最新フラッグシップ「iQOO 15」ですが、その全仕様が一足早くリークされました。著名リーカーのDigital Chat Station氏がWeibo上で公開した情報によると、ディスプレイからカメラ構成、バッテリー性能に至るまで、ほぼすべての詳細が明らかになっています。
フラットデザインの2K AMOLEDディスプレイを採用
iQOO 15は、Samsung製のM14 LEAD AMOLED 8T LTPOパネルを採用。解像度は3168×1440ピクセル(2K+)で、最大リフレッシュレートは144Hzに対応します。画面サイズは6.85インチで、フラットデザインかつ四隅が滑らかにラウンドしており、ゲーミングにも映像視聴にも最適な構成です。
さらに、最大輝度は手動設定時でも1000ニトに達し、反射防止のARフィルムを採用。ディスプレイ内には超音波式の指紋センサーが組み込まれています。
Snapdragon 8 Elite Gen 5と大型バッテリーを搭載
内部には最新のSnapdragon 8 Elite Gen 5チップを搭載し、グラフィック処理を補助する「Q3チップ」も備えています。
電源面では7000mAhの大容量バッテリーを搭載し、100Wの有線充電と40Wのワイヤレス充電に対応。大容量かつ高速充電という、フラッグシップらしい安心仕様です。
すべてのカメラが5000万画素クラス
カメラ構成も非常に豪華です。フロントには3200万画素のセルフィーカメラを備え、背面には以下の3眼構成を採用しています。
- メインカメラ:5000万画素(1/1.56インチセンサー)
- 超広角カメラ:5000万画素
- 望遠カメラ:Sony IMX882センサー搭載の5000万画素ペリスコープレンズ(3倍光学ズーム対応)
これにより、風景からポートレート、ズーム撮影まで幅広いシーンに対応できると見られます。
ゲーミング向け強化機能と高い耐久性
リーク情報によると、iQOO 15は高精度な触覚フィードバックを実現する「091640大型X軸リニアモーター」を搭載。さらに、デュアルスピーカー、USB-C(Gen 3.2)ポート、8K対応の大型VC冷却機構も備えています。
防水・防塵性能はIP68/69等級に対応しており、日常使用からアウトドアまで安心して使える仕様です。
ソフトウェアは最新のAndroid 16ベース
OSには最新のOriginOS 6(Android 16ベース)をプリインストール。パフォーマンスチューニングやAIアシスト機能の最適化も図られているとみられます。