HTC、新型ゲーミングスマートフォンをGITEX 2025で披露 未発表のWildfireシリーズも同時出展

ドバイで開催中のテクノロジー展示会「GITEX 2025」にて、HTCが未発表のゲーミングスマートフォンを展示していたことが明らかになりました。さらに、同社の「Wildfire」シリーズに属する複数の新モデルも確認されています。


黒×赤の大胆なデザイン、AIカメラを搭載

この情報を明かしたのは日本のテックジャーナリスト・山根博士氏。氏がX(旧Twitter)に投稿した写真によると、新しいHTC製ゲーミングスマホはフラットなフレームに角の丸いボディを採用し、黒と赤のツートンカラーが目を引くデザインとなっています。背面には赤いビスやドット、ラインパターンがあしらわれ、上部左側には赤い縁取りのある正方形ベースのカメラモジュールが配置されています。

このモジュール内には4つの円形ユニットが確認され、そのうち2つはカメラセンサー、1つはLEDフラッシュ、もう1つは「AI」ロゴが刻まれており、AI処理を活用した撮影機能を備えることが示唆されています。また、カメラ周囲には「50MP Camera」との刻印があり、メインカメラは5000万画素であることが判明しています。


ミッドレンジ仕様ながらゲーミングを意識

搭載チップにはUnisoc製の「T765」プロセッサを採用し、バッテリー容量は5600mAh。フロントカメラは1600万画素となっており、ゲーミング向けモデルとしてはややミドルレンジ寄りの構成です。スペック面の詳細はまだ不明な部分も多く、ディスプレイや冷却システム、オーディオ性能などの情報は今後の発表を待つ必要があります。


新Wildfireシリーズも複数登場

展示会場では、HTCが展開するエントリー〜ミドルレンジラインの「Wildfire」シリーズ新モデルも複数確認されています。これらの端末は、HTCと中国の「Water World」(別名Fortune Ship/Poptel)が共同開発しているとされ、コストパフォーマンス重視の設計になる見込みです。さらに、堅牢設計の“アーマードフォン”も展示されていましたが、こちらはHTCではなくWater Worldブランドから発売される可能性が高いとみられています。


HTCはここ数年、スマートフォン市場での存在感を大きく失っていましたが、今回のゲーミングフォン登場は復活への第一歩となるかもしれません。現時点では発売時期や価格帯などの詳細は不明ですが、今後数週間以内にさらなる情報が明らかになる可能性があります。

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