Xiaomi、HyperOS 3の提供範囲を拡大――Redmi Note 14 4GとXiaomi Band 10にも配信開始

Xiaomiが展開する最新ソフトウェア「HyperOS 3」が、リリースからわずか数週間で対応範囲をさらに広げています。今回新たに、ミドルレンジスマートフォン「Redmi Note 14 4G」とフィットネス向けウェアラブル「Xiaomi Band 10」がアップデート対象となりました。

Redmi Note 14 4Gが大幅アップデートを獲得

まず、Redmi Note 14 4G向けには安定版のHyperOS 3が正式配信され、ファームウェア番号は「OS3.0.4.0.WOGMIXM」。容量は約5.3GBとかなり大きめで、Android 16ベースの最新環境をまとめて導入する“本格的なメジャーアップデート”となっています。

UIアニメーションの滑らかさやタッチレスポンスが改善され、内部ではシステム最適化によるパフォーマンス向上も期待できます。さらに、Appleの「Dynamic Island」を思わせるライブ情報パネル「Hyper Island」が加わり、音楽再生やリマインダー、タイマーなどの進行中タスクを画面上部で確認できるようになりました。

加えて、バッテリー制御の最適化や、Xiaomi製品間での連携強化、セキュリティ面のアップグレードなども含まれており、日常の使い勝手が全般的に底上げされています。

Xiaomi Band 10にもHyperOS 3が適用開始

同時に、手頃な価格で人気のフィットネスバンド「Xiaomi Band 10」にもHyperOS 3の提供が始まっています。現時点では中国国内向けの配信に限定されますが、小型デバイスながら主要機能の操作感が改善される見込みです。

バンドシリーズは幅広いユーザー層に支持されているため、今後のグローバル展開にも期待が集まります。

他機種にも順次拡大へ

なおXiaomiは先日、フラッグシップの「Xiaomi 15」および「Xiaomi 15 Ultra」にもHyperOS 3を提供開始しており、同社の最新世代OSはスマホからウェアラブルまで一気に広がりつつあります。

今回の追加配信によって、HyperOS 3はエントリーからハイエンドまで横断的な導入が進む形となり、Xiaomi全体のエコシステム強化がさらに加速していくとみられます。

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