
Motorolaが、同社のフラッグシップモデル「Edge 50 Pro」に対して、待望のAndroid 16安定版アップデートの提供を開始しました。すでに「Edge 60 Pro」や「Edge 50 Fusion」などに配信が始まっており、同社としては今年前半から積極的に最新OSへの移行を進めています。
新機能と改善点が多数追加
今回のアップデートは、インドで最初に展開が確認されており、ファームウェアバージョンは「W1UM36H.19-13-4」。データ容量は約1.5GBと大規模なものになっています。もともと「Edge 50 Pro」はAndroid 14で登場し、昨年12月に初のメジャーアップデートを受けましたが、今回のAndroid 16でさらに大きな進化を遂げます。
アップデート内容には、より柔軟なカスタマイズ機能や表現力の高いデザイン、LE Audioデバイスとの互換性向上、バックグラウンド処理の透明化などが含まれています。また、不正アプリからの保護機能も強化され、セキュリティ面でも安心して利用できるようになりました。
主な更新内容は以下のとおりです。
- より高いカスタマイズ性とセキュリティ強化
- デザインの表現力向上
- 悪意あるアプリへの対策強化
- LE Audioデバイスとの互換性向上
- バックグラウンド動作の可視化
段階的な配信、更新前の注意点
Android 16の配信は段階的に進められており、現時点では一部ユーザーに先行提供されています。アップデートを確認する場合は、設定メニューから「システムアップデート」→「システムの更新を確認」を選択してください。