Pixel 6シリーズだけ取り残された? Googleアップデートの謎

10月に配信された最新のPixel向けアップデート。しかし、Pixel 6/6 Pro/6aユーザーのもとには一向に通知が届かない——そんな声が相次いでいます。Googleの公式発表でもPixel 6シリーズには一切触れられておらず、その扱いに首をかしげるユーザーが少なくありません。


Pixel 6シリーズだけ更新対象外に

Googleは10月のセキュリティアップデートを、Pixel 7以降から最新のPixel 10 Pro XLまでの全機種に対して配信しました。しかし、Pixel 6シリーズはリストから完全に除外。公式のファクトリーイメージページにもビルドは掲載されておらず、現時点でOTA配信の予定も確認できません。
Pixel 6シリーズは2026年までサポート対象のはずですが、今回の更新内容ではその点が反映されていないようです。


ここ数か月続く“抜け落ち”問題

実は、Pixel 6シリーズのアップデート遅延は今回が初めてではありません。7月にもPixel 6と6 Proのみがセキュリティパッチの対象外となり、その後も更新はなし。8月には6/6 Proに対して古い6月ビルドが提供されるという異例の対応でした。
9月にようやくAndroid 16 QPR1が配信され、シリーズ全体が最新状態になったものの、わずか1か月後に再び“取り残し”状態となっています。


更新頻度の見直し? Googleの説明は曖昧

もともとPixel 6/6 Proは2024年末のAndroid 15でサポート終了予定でしたが、Googleはその後、ひっそりとサポート期間を2年間延長しています。ただし、公式ページには「5年間のOS・セキュリティアップデートを提供」と記載されているのみで、「毎月更新」とは明記されていません。
このため、今後は月次更新ではなく、不定期配信に切り替わる可能性も考えられます。


Googleのコメントと今後の見通し

Googleは今回の件について、「Pixel端末はサポート期間中、セキュリティ基準を満たし続ける。Pixel固有のパッチやGoogle Playシステムアップデート、Androidセキュリティブリテンを通じて保護される」と説明しています。
つまり、セキュリティ上のサポートは継続されるものの、従来の“毎月更新”スタイルが続く保証はないということです。

Pixel 6シリーズのユーザーにとっては少々不安の残る状況ですが、今後の更新方針が明確になることを期待したいところです。

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