
OPPOの次期フラッグシップ「Find X9 Ultra」が、2025年でもっとも注目されるカメラスマートフォンの一つになりそうです。最新リークによると、同シリーズの中でも特に「Ultra」モデルだけが、際立った仕様を備えるとのことです。
Snapdragon 8 Elite Gen 5を独占搭載、超ハイエンド仕様に
今回の情報は、中国の有名リーカー「Digital Chat Station」氏によるもので、Weibo上で最新の内部情報を公開しています。彼によると、Find X9 Ultraはシリーズの中で唯一、Qualcommの最上位チップ「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を搭載するとのことです。さらに注目すべきは、背面カメラ構成。なんと「デュアルペリスコープ望遠カメラ」を採用すると伝えられています。
この構成は、昨年の「Find X8 Ultra」や「Find X8 Pro」が採用していたクアッドカメラシステムの進化版にあたります。前モデルでも2つの望遠カメラを搭載していましたが、今回のUltraはメインと望遠にさらに大型センサーを採用し、撮影性能が大幅に向上しているとみられます。
200MPの新型センサー「Sony IMX09E」を採用
また、Find X9 Ultraには2億画素のメインカメラが搭載されるとも報じられています。これはソニー製の最新センサー「IMX09E(LYT990)」で、先月リークされたXiaomi 16 UltraやHonor Magic 7 Ultra、Vivo X300 Ultraといったハイエンド機にも採用される有力候補のひとつです。
この新型センサーに加え、2基のペリスコープレンズを組み合わせることで、Find X9 Ultraは被写体との距離を問わず高精細な撮影が可能になると期待されています。
Find Xシリーズは毎年、モバイルカメラ技術の最前線を走ってきましたが、2025年の「Find X9 Ultra」はその中でも特に“究極”の名にふさわしい存在になりそうです。性能面ではSnapdragon 8 Elite Gen 5による圧倒的な処理能力、そして撮影面では2億画素センサーとデュアル望遠という強力な武器を手に、再びスマートフォンカメラの新基準を打ち立てるかもしれません。