Xiaomi 17 Pro Max、iPhone 17 Pro Maxをわずか5分上回るために55%も大きなバッテリーを搭載

Xiaomiの最新フラッグシップ「Xiaomi 17 Pro Max」が、Appleの「iPhone 17 Pro Max」とのバッテリーテストでわずか5分の差をつけて勝利しました。しかし、そのために必要だったのは“55%も大きなバッテリー容量”という驚くべき数値です。


わずか5分の差、その裏にある効率性の違い

今回のテストで比較されたiPhone 17 Pro Maxは、物理SIM対応の「非eSIMモデル」で、バッテリー容量は4,823mAh。一方、Xiaomi 17 Pro Maxは7,500mAhという大容量セルを搭載しています。単純計算で1.55倍の容量を持ちながら、結果として得られたのはわずか5分の稼働差。Appleが誇る電力効率の高さが際立つ結果となりました。

さらに、テストを行ったTechDroiderによると、もしiPhoneが今後シリコンカーボンバッテリーを採用すれば、Xiaomiを含むAndroid勢との差はさらに広がる可能性があると指摘しています。


熱管理にも差、Xiaomiは高温で一時停止も

今回のバッテリーテストには、Xiaomi 17 Pro MaxとiPhone 17 Pro Maxのほか、Xiaomi 15 Pro、OnePlus 13、Pixel 10 Pro XL、Galaxy S25 Ultraの計6機種が参加しました。結果は以下の通りです。

  • Xiaomi 17 Pro Max:13時間36分(47.6℃)
  • iPhone 17 Pro Max:13時間31分(43.1℃)
  • Xiaomi 15 Pro:12時間31分(47.4℃)
  • OnePlus 13:11時間56分(43.5℃)
  • Pixel 10 Pro XL:11時間28分(42.6℃)
  • Galaxy S25 Ultra:11時間20分(45.0℃)

注目すべきは、Xiaomi 17 Pro Maxが高温に達し、一時的にテストを中断する場面があった点です。独自UIによるシステム負荷や熱設計の違いが、効率面に影響を及ぼした可能性があります。


“バッテリー容量”より“消費効率”の時代へ

今回の結果は、Appleがハードウェアとソフトウェアの連携によって、いかに高い電力効率を実現しているかを改めて示すものとなりました。数値上ではXiaomiが大容量を誇りますが、パフォーマンスあたりの消費電力では依然としてiPhoneが一歩リードしていると言えるでしょう。

スマートフォンの進化が性能競争から「効率競争」へと移行する中、今後の各メーカーのバッテリー戦略にも注目が集まりそうです。

via

スポンサーリンク
スポンサーリンク
iPhoneXiaomi・Redmi・POCO
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク