
Xiaomiは本日、最新モデル「Xiaomi 15T」をグローバル市場向けに正式発表しました。前世代のXiaomi 14Tからデザインを刷新し、カメラ性能を中心に大きな進化を遂げた一台となっています。もちろん、防水防塵はIP68規格を引き続きサポートしています。
新デザインとカメラ構成
Xiaomi 15Tでは、背面カメラのデザインがより丸みを帯びたハウジングに変更されました。カメラ構成は超広角(1,200万画素、15mm、120°、f/2.2)に加え、メインカメラには新たに「Light Fusion 800」センサー(5,000万画素、1/1.55インチ)を採用。これはすでにPOCO F6 Proでも採用されている実績あるセンサーです。
さらに、望遠カメラは新しい46mm相当の構成で、前モデルの50mm相当から切り替えられています。いずれも5,000万画素・f/1.9に対応し、高精細なズーム撮影が可能です。フロントカメラも焦点距離が21mm相当に広がり、3,200万画素・90°の広い画角でセルフィーやビデオ通話に対応します。
パフォーマンスとバッテリー
プロセッサにはMediaTek Dimensity 8400 Ultraを搭載。製造プロセスは4nmで、前世代のDimensity 8400からはUFS 4.1ストレージへの対応が追加されており、LPDDR5Xメモリと組み合わせることで処理性能と省電力性を両立しています。
バッテリーは5,500mAhを搭載し、長時間の使用にも安心です。
大画面AMOLEDディスプレイ
ディスプレイは6.83インチのAMOLEDパネルを採用。解像度は2,772×1,280ピクセルで、リフレッシュレートは120Hz、ピーク輝度は3,200ニトに対応しています。薄型(7.5mm)かつ軽量(194g)の筐体ながら、高精細かつ明るい映像体験を実現しています。
アップデート保証と価格
ソフトウェア面では、4回のAndroidメジャーアップデートと6年間のセキュリティ更新が保証されています。長期間安心して使える点も大きな魅力です。
販売価格は以下の通りです。
- 10月10日まで:12GB RAM + 512GBストレージが649.90ユーロ(予約特典として「Sound Party」スピーカーが付属)
- 10月11日以降:12GB RAM + 256GBストレージが649.90ユーロ
- 12GB RAM + 512GBストレージモデルは699ユーロ
総評

Xiaomi 15Tは、デザイン刷新とカメラ性能の強化によって、日常使いから写真・動画撮影まで幅広く対応できるモデルに仕上がっています。さらに長期アップデート保証も備えており、コストパフォーマンスの高い一台として注目を集めそうです。