
サムスンは9月24日、ミッドレンジモデル「Galaxy A36 5G」に対して、待望のAndroid 16ベース「One UI 8」の安定版アップデートを配信開始しました。2日前に上位機種「Galaxy A56」で提供が始まったばかりで、今回のA36向けリリースはシリーズユーザーにとって朗報といえます。
まずは韓国で配信、今後はグローバル展開へ
今回のアップデートは、ソフトウェアバージョン「A366NKSU2BYI9」として韓国国内の一部ユーザーから提供が始まっています。今後、段階的に対象地域が拡大され、来週にはグローバル向けの展開も予定されています。
国内でもGalaxy A36 5GはSIMフリーモデルとキャリア版が販売されていますが、現時点ではまだ配信は確認されていません。ただし、他モデル同様、近日中に日本でも提供が開始される可能性が高いとみられます。
新機能と改善点
「One UI 8」では数多くの新機能と改善が導入されています。主な追加要素は以下の通りです。
- アダプティブロック画面時計の新設計
- 分割画面表示の改良によるマルチタスク性向上
- Samsung DeXの表示サポート改善
- Quick Shareによるファイル共有機能の強化
- ダイナミックロック画面の導入
- セキュアフォルダ内でのアプリ非表示機能
- 標準アプリのアップデートとUIアニメーションの改善
さらに、セキュリティパッチも2025年9月版に更新され、システムの安定性と安全性が強化されます。
アップデート前に確認しておきたいこと
今回のアップデートは大規模なシステム更新のため、インストールには十分な空き容量と時間が必要です。実行前にバッテリー残量を50%以上に確保し、念のため大切なデータはバックアップしておくことが推奨されます。
今後の展開に注目
まずは韓国から始まった今回の配信ですが、近いうちにグローバル版、そして日本国内版にも提供される見通しです。Galaxy A36 5Gユーザーにとっては、最新のAndroid体験を手にする日が間近に迫っているといえるでしょう。