発売直後の最新iPhone 17シリーズに、早くも耐久性をめぐる懸念が浮上しています。アップルは今回、アルミニウムフレームを改良し「従来よりも傷に強い仕上げ」をアピールしていましたが、実際には異なる声が相次いでいます。特に注目されているのが、ブルーのiPhone 17 ProとブラックのiPhone Airです。
デモ機に数時間で傷が確認される

中国・上海や香港のApple Storeに展示されているiPhone 17 Proのブルーモデルでは、発売から数時間のうちにフレーム部分に擦り傷が見つかったと報告されています。同様に、極薄デザインが特徴のiPhone Air(ブラック)でも同じような現象が確認されており、耐久性に疑問を抱く声が増えています。

ブルームバーグのマーク・ガーマン氏も、上海や香港、さらにロンドンの店舗で展示機に傷が付いているのを確認したと伝えており、問題が地域限定ではない可能性を示唆しています。
ブラックカラーが存在しない理由?
一部では、ブルーモデルの傷付きやすさはアルマイト加工を施したアルミフレームが原因ではないかと指摘されています。過去の暗色系アルミフレームでも同様の問題が見られたことから、今回ブラックモデルが用意されていないのは、そのリスクを避けた結果とも考えられます。
中国市場で波紋広がる
今回の報告はSNS「Weibo」でも大きな話題となり、中国のユーザーから失望の声が多く寄せられています。中国はAppleにとって重要な市場であり、販売回復の兆しを見せている中でのこうした指摘は、ブランドイメージに少なからぬ影響を与える可能性があります。
Appleは沈黙を続ける
現時点でアップルはこの問題について公式なコメントを出していません。ただし、同社が発売時にブラックモデルをラインナップから外した背景には、この「傷の付きやすさ」を認識していた可能性もあると報じられています。
  
  
  
  

