ソニー新型ミドル機「Xperia 10 VII」、SoC以外のXperia 10 VIからの地味な進化点8つまとめ

ソニーの最新ミドルレンジモデル「Xperia 10 VII」は、前モデルのXperia 10 VIから着実な進化を遂げています。チップセットはSnapdragon 6 Gen 1からSnapdragon 6s Gen 3へと更新されたものの、大きな性能差は見えにくく「地味」と感じる方も多いかもしれません。しかし、それ以外の部分では確かな改善が随所に見られます。ここではXperia 10 VIIで進化した主なポイントを8つにまとめてご紹介します。


1. Wi-Fi 6に対応

新モデルはIEEE802.11ax(Wi-Fi 6)に対応。高速で安定した通信が可能となり、ストリーミングやオンラインゲームでの快適さが向上しました。

2. リフレッシュレート120Hz対応

ディスプレイのリフレッシュレートが60Hzから120Hzへと倍増。スクロールやアニメーションがより滑らかに表示され、体感的な操作性が大きく向上しています。

3. カメラ性能の強化

カメラは大幅に強化されています。超広角カメラはセンサーサイズが1/4型に小型化しつつも、画素数は800万画素から1300万画素へアップ。さらに広角カメラは従来の1/2.0型から1/1.56型へと約1.6倍大型化しており、暗所での撮影性能が期待できます。

4. メモリーが8GBに増量

RAMは6GBから8GBへとアップグレード。複数アプリを同時に利用する際や、より重い処理を行う場面でも余裕が生まれています。

5. 物理シャッターボタンを搭載

待望の物理シャッターボタンが復活。カメラの操作性が向上し、構えながら自然に撮影できるようになりました。

6. かこって検索に対応

これまで非対応だった「かこって検索」に新たに対応。画面上の任意の範囲を囲んで調べられるため、日常の検索体験がより便利になっています。

7. Bluetooth 5.4に対応

Bluetoothのバージョンが5.2から5.4へと進化。接続の安定性や省電力性の向上が期待できます。

8. ソフトウェアサポートが延長

ソフトウェアアップデートのサポート期間も大幅に改善。OSアップデートは2回から4回へ、セキュリティアップデートは4年間から6年間へと延長され、より長く安心して使えるようになりました。


まとめ

Xperia 10 VIIは派手さこそないものの、ディスプレイ、カメラ、メモリー、ソフトウェアサポートなど、ユーザー体験に直結する部分が着実に強化されています。前モデルからの買い替えを検討している方にとっては、確実に「使いやすくなった」と感じられる1台と言えるでしょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
XperiaXperia 10 VIXperia 10 VII
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク