
Motorolaの新型スマートフォン「Moto G36」が、中国の認証機関TENAAに登録され、その仕様の一部が明らかになりました。シリーズ最新のエントリーモデルとして投入される見込みで、大容量の7,000mAhバッテリーを備えている点が大きな注目ポイントとなっています。
TENAA認証で判明した外観と基本仕様
TENAAの情報によると、「XT2533-4」という型番で登録された端末がMoto G36として登場する予定です。筐体サイズは厚さ8.7mm、重量は210gと記録されており、前モデル「Moto G35」と比べてやや存在感のある仕上がりになるようです。

デザイン面では、背面のカメラユニットが大型化され、2つのレンズが搭載される見込みです。また、電源キーの配置や指紋認証センサーの位置も変更されている可能性があり、前モデルとは異なる印象を与えるデザインとなりそうです。
6.72インチディスプレイと高画素カメラ
ディスプレイは6.72インチのフルHD+(1,080×2,400)液晶を採用。リフレッシュレートについては不明ですが、120Hz対応の可能性も残されています。
プロセッサは最大2.4GHz駆動のオクタコアチップを搭載予定。メモリ構成は4GBから16GBまで、ストレージは64GBから512GBまでの幅広いバリエーションがTENAAに記載されています。ただし、16GB RAMモデルについては実際に市販される可能性は低いと見られています。
カメラは背面に5,000万画素メイン+800万画素のデュアル構成、前面には3,200万画素のセルフィーカメラを備える仕様となっています。
大容量7,000mAhバッテリーを搭載
今回最も目を引くのは、エントリーモデルながら7,000mAhという大容量バッテリーを搭載している点です。加えて、33Wの急速充電にも対応するため、低価格帯ながら電池持ちに特化したモデルになる可能性が高いといえます。
発売時期は未定、地域限定展開の可能性も
Moto G36の正式発表時期については現時点で明らかになっていません。ただし価格帯を考慮すると、グローバル規模での大々的な発表ではなく、一部地域で静かに発売される可能性が高そうです。
エントリー市場向けながら大容量バッテリーや高画素カメラを搭載するMoto G36は、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとって魅力的な選択肢となるかもしれません。


