
まだ正式発表前のOPPO最新フラッグシップ「Find X9 Pro」が、ベンチマークで驚異的なスコアを叩き出しました。OPPO Findシリーズの責任者である周易宝氏が公開した情報によると、衛星通信対応モデル「Find X9 Pro Satellite Communication Edition」がAnTuTuで4,045,997点を記録したとのことです。

Dimensity 9500を初搭載
高いスコアの要因のひとつは新採用のチップセットにあります。Find X9シリーズにはMediaTekの最新ハイエンドSoC「Dimensity 9500」が搭載され、1基のCortex-X930(4.21GHz)、3基のCortex-X930(3.5GHz)、そして4基のCortex-A730(2.7GHz)という“オール・ビッグコア設計”を採用しています。これにより従来を大きく上回る処理性能を実現しました。
「画質革命」を掲げるカメラ性能
OPPOの最高製品責任者であり、OnePlus創業者でもある劉作虎氏は、今月初めに「Find X9シリーズは画質革命をもたらす」と強調しています。Find X9 Proには、業界唯一となるダイナミック3重露光対応の超広角レンズに加え、200メガピクセルの超高精細望遠レンズが搭載される予定です。
さらに、色再現性にも重点を置いており、従来は一部機種限定だった「Ultra-level Danxia」レンズ技術をシリーズ全体に展開。3眼カメラが連携して高精度な描写を可能にします。
ハッセルブラッドとの共同開発を継続
イメージング分野では引き続きハッセルブラッドとの協業を継続。これまで好評だったハッセルブラッドカラー調整が引き継がれるほか、Proモデル向けには新たに共同開発されたマグネット式カメラキットが用意される見込みです。
Find X9シリーズは来月の正式発表が予告されており、性能とカメラ技術の両面でスマートフォン市場に大きなインパクトを与えることになりそうです。