
Pocoの次期ミドルレンジスマートフォンとされるPoco M8シリーズについて、発表前にもかかわらずデザイン画像や主要スペックが一斉にリークされました。認証情報や海外メディアの報道から、Poco M8とPoco M8 Proの2モデルが2026年1月前後に登場する可能性が高まっています。
Redmi Note 15シリーズをベースにした兄弟モデル
今回明らかになった情報によると、Poco M8シリーズはRedmi Note 15およびNote 15 Pro+をベースにしたリブランドモデルとされています。ただし、外観デザインや一部仕様にはPoco独自の調整が加えられており、完全な同一モデルではないようです。
ディスプレイは両モデルとも有機ELを採用

Poco M8 Proは約6.83インチの有機ELディスプレイを搭載し、解像度は1.5K相当、最大120Hzのリフレッシュレートに対応するとされています。一方、Poco M8は約6.77インチのFHD+有機ELディスプレイを採用し、こちらも120Hz駆動が見込まれています。
SoCやバッテリー性能に明確な差
Poco M8はSnapdragon 6 Gen 3を搭載し、5,520mAhのバッテリーと45W急速充電に対応する見通しです。上位モデルのPoco M8 Proは、より高性能なSnapdragon 7s Gen 4を採用し、6,500mAhの大容量バッテリーと100Wの超急速充電を備えるとされています。
メモリ構成と防水防塵性能

メモリ構成については、Poco M8が8GB RAMと256GBストレージの1構成となる可能性が高い一方、Poco M8 Proは8GBまたは12GB RAM、256GBまたは512GBストレージの複数バリエーションが用意されると伝えられています。防水防塵性能はM8がIP65、M8 ProがIP68とされ、上位モデルではより高い耐久性が期待できます。
カメラ仕様は一部ダウングレードの可能性
現時点で公式なカメラ仕様は明らかになっていませんが、有力リーカーの情報によれば、Poco M8 ProはベースモデルとなるRedmi Note 15 Pro+からメインカメラが変更される可能性があるようです。Note 15 Pro+では2億画素カメラが採用される一方、Poco M8 Proでは5000万画素のメインカメラに置き換えられるとの見方が出ています。超広角カメラやフロントカメラは共通仕様になるとされています。
カラーバリエーションとデザインの特徴
リークされたレンダリング画像では、Poco M8およびM8 Proともにブラック、ブルー、シルバーの3色展開が確認されています。特にM8 Proは側面がブラックで、中央部分が異なる色調になるツートーン風のデザインが特徴的です。
Poco M8シリーズは、価格と性能のバランスを重視するユーザーに向けたモデルになりそうです。正式発表はまだ先と見られますが、これだけ詳細な情報が出そろってきたことで、発売が近いことをうかがわせます。今後、価格や対応市場などの追加情報にも注目が集まりそうです。


