
噂から現実へ
これまで一部で「信じがたい」とされていたXiaomi 16 Pro Maxの背面ディスプレイ搭載説が、ついに現実味を帯びてきました。中国から流出したとされるスパイショットにより、カメラモジュールに組み込まれたセカンダリーディスプレイの存在が確認されたのです。

この新情報はWeibo経由で出回り、現在はX(旧Twitter)でも拡散中。信頼性の高いリーカーであるKartikey Singh氏らも真偽を裏付けており、実際の試作機である可能性が高いとみられます。

Mi 11 Ultraを想起させるデザイン
Xiaomiが過去にMi 11 Ultraで採用した「カメラ横の小型ディスプレイ」を覚えている方も多いでしょう。今回の16 Pro Maxでは、その発展版ともいえるデザインが採用されているようです。リークされた写真では、背面のカメラモジュールが端末の横幅いっぱいに広がり、その一部に小型ディスプレイが埋め込まれている様子が確認できます。
このディスプレイは、折りたたみスマホのカバーディスプレイに近い外観を持ち、通知確認やセルフィー撮影など幅広い用途が期待できます。
Leica監修カメラと組み合わせ
カメラ構成も注目点です。背面には2つのパンチホール型カメラが搭載され、メインカメラとペリスコープ望遠レンズである可能性が高いとされています。さらに小型の超広角カメラやLEDフラッシュ、そしてLeicaのブランドロゴが確認でき、同社のカメラ戦略を強く反映した仕様といえます。
偽情報の可能性は低い?
もちろん、ネット上で出回るリーク写真には偽物も少なくありません。しかし、今回の画像に写っている人物がXiaomiの幹部であることが指摘されており、その信ぴょう性は高いと考えられています。
次世代スマホの新たな一手に
背面ディスプレイという大胆なアプローチは、Xiaomiが再びデザインと機能性の両面で注目を集める狙いと見られます。スマートフォン市場が成熟する中で、差別化を図る試みとして「16 Pro Max」は大きな話題を呼ぶことになりそうです。