Pixel Watch向け12月アップデートが提供開始 Wear OS 6.1配信、各世代で新機能が強化

Googleは2025年12月、Pixel Watchシリーズ向けの最新ソフトウェアアップデートを開始しました。対象モデルはPixel Watch 2・3・4で、順次Wear OS 6.1への更新が行われます。アップデートはGoogle Playストアからダウンロード可能で、通信事業者や端末によって数週間かけて段階的に展開される予定です。利用可能になると、ユーザーの腕時計に通知が届きます。


対象モデルとソフトウェアバージョン

今回のアップデート対象は以下の通りです。

  • Pixel Watch 2 / 3 / 4
     バージョン:BP4A.251205.005.W7

セキュリティ修正の詳細は、Googleが公開しているPixel Watchセキュリティ情報ページで確認できます。


Pixel Watch 4向け:片手で操作できる新ジェスチャーが追加

Pixel Watch 4では、より直感的な操作を可能にする「One Handed Gestures(片手ジェスチャー)」が拡張されました。

■ 追加された2つのジェスチャー

  • ダブルピンチ:人差し指と親指を2回軽くつまむように動かすだけで、通知のスクロール、Smart Replyの送信、タイマー操作、アラームスヌーズ、音楽コントロール、写真撮影などが可能。今後は通話の応答・終了にも対応予定です。
  • リストターン:手首を素早く外側 → 元の位置へ戻す動きで、着信の消音や通知のクローズが可能。

これらの新ジェスチャーはデフォルトで有効化されており、アップデート後すぐに使い始めることができます。


Pixel Watch 4向け:「Raise to Talk」機能のチュートリアルを追加

手首を軽く持ち上げてアシスタントを起動する「Raise to Talk」について、オンデマンドで学べるチュートリアルが追加されました。使い方を学べる案内がより分かりやすくなります。


Pixel Watch 3・4向け:Smart Replyが大幅強化

Pixel Watch 3および4では、返信候補を自動生成するSmart Reply機能がアップグレードされました。

  • Googleの軽量言語モデル「Gemma」をベースにした独自モデルを端末内で動作
  • 従来比2倍の速度で返信を生成
  • メモリ使用量は約3分の1に改善
  • スマートフォンと接続していない状態でも返信候補を作成可能

これにより、より自然でスムーズなコミュニケーションが手元だけで完結します。


Pixel Watchシリーズは世代を重ねるごとに機能面の進化が続いていますが、今回は特に操作性とAI機能が大きく強化されたアップデートとなっています。今後の追加機能にも期待が高まります。

ソース

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Pixel
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク