Google、「Gemini」搭載の新型スマートウォッチ「Pixel Watch 4」情報が流出

高精度GPSや急速充電ドックを備えたWear OS 6搭載モデル

2025年8月、Googleの新型スマートウォッチ「Pixel Watch 4」に関するマーケティング資料が流出しました。リークを公開したのは著名リーカーのEvan Blass氏で、今回のモデルはスマートフォン同様、正式名称に「with Gemini」が付与され、AIアシスタントとの深い統合がアピールされています。キャッチコピーは「Precision crafted. Performance ready.(精密な設計。すぐれた性能)」です。


明るさ3000ニトの「Actua 360」ディスプレイ

Pixel Watch 4は、前モデルで採用された「Actua」ディスプレイの進化版「Actua 360」を搭載。最大輝度は3000ニトに達し、屋外でも視認性を大幅に向上させています。


新「Quick Charge Dock」で充電速度25%向上

同時に、充電ドックも刷新され、公式名称は「Quick Charge Dock」に。従来比25%の充電速度向上を実現しており、短時間でより多くのバッテリーを回復できます。


デュアル周波数GPSで位置精度を強化

新たにデュアル周波数GPSを搭載し、高層ビルが立ち並ぶ都市部など電波環境の悪い場所でも位置情報の精度を向上。これはSamsungの「Galaxy Watch 8」と同等の仕様で、Apple WatchではUltraモデルに相当する機能です。


バッテリー駆動時間とヘルスケア機能

  • 41mmモデル:常時表示オンで最大30時間
  • 45mmモデル:常時表示オンで最大40時間

ヘルス機能は前モデルから引き続き、40種類以上のエクササイズモード、ECG(心電図)、SPO2(血中酸素飽和度)、呼吸測定、HRV(心拍変動)、脈拍検出などを搭載しています。


Gemini連携でパーソナルAIアシスタントが進化

GoogleはPixel Watch 4を「Geminiのために作られた時計」と位置づけています。手首を持ち上げるだけで、素早くAIアシスタントの応答やパーソナライズされたサポートを受けられるほか、会話の続きを自然な文体で提案してくれるAIテキストサジェストも利用可能です。


LTEモデルは2年間のデータ通信込み

LTE対応モデルでは、Google Fi Wireless経由でメッセージ送受信、ナビゲーション、音楽ストリーミングが外出先でも可能。利用期間は購入から2年間で、音声通話には非対応です。


今回のリークによって、Pixel Watch 4はディスプレイ性能、GPS精度、充電速度の3つで大幅に進化していることが明らかになりました。正式発表が行われれば、AI統合型スマートウォッチ市場における注目度はさらに高まりそうです。

ソース

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