AnTuTu 7月ランキング発表 ─ Red Magic 10S Pro+が3か月連続で首位をキープ

スマートフォンの性能ベンチマークとして知られるAnTuTuが、2025年7月の中国におけるAndroidフラッグシップモデル性能ランキングを発表しました。今回もトップに立ったのは、Red Magic 10S Pro+。平均スコア2,943,537点という圧倒的な数値で、3か月連続の1位獲得となりました。

Red Magic 10S Pro+ ─ ゲーミング特化で圧巻の性能

Red Magic 10S Pro+は、Snapdragon 8 Extreme Editionを搭載し、CPUのスーパコアは4.47GHzに、GPUも1.1GHzから1.2GHzへとクロックアップされています。これに加えて独自のパフォーマンスチューニングにより、チップの性能を最大限に引き出す設計が施されており、ハイエンドゲーミングスマホとして抜群の安定性とパワーを誇ります。

Vivo X200 Ultraが2位、iQOO Neo 10 Pro+が僅差で3位

2位にランクインしたのはVivo X200 Ultraで、スコアは2,893,125点。こちらもSnapdragon 8 Extreme Editionを採用していますが、14mm、35mm、85mmのマルチ焦点レンズに加え、28mmと70mmのISZ(インサーベーションズーム)対応という強力なカメラ性能が特徴です。

3位はiQOO Neo 10 Pro+で、スコアは2,889,141点。Neoシリーズの最上位モデルに位置づけられており、パフォーマンスの安定性を重視しつつ、カメラやデザインにもこだわったバランス型のフラッグシップとなっています。

4位以下もハイレベルな争いが続く

4位から10位のランキングは以下の通りです。

  • Vivo X200s(Dimensity 9400+、16GB+1TB)─ 2,860,875点
  • Honor GT Pro(Snapdragon 8 Extreme OC、12GB+512GB)─ 2,851,956点
  • OnePlus Ace 5 Pro(Snapdragon 8 Extreme、16GB+1TB)─ 2,722,244点
  • OnePlus 13(Snapdragon 8 Extreme、24GB+1TB)─ 2,706,899点
  • iQOO 13(Snapdragon 8 Extreme、16GB+1TB)─ 2,687,611点
  • Redmi K80 Ultra(Dimensity 9400+、16GB+1TB)─ 2,667,786点
  • OPPO Find X8 Ultra(Snapdragon 8 Extreme、16GB+512GB)─ 2,667,408点

今月は全体的に大きな順位変動は見られませんでした。これは各メーカーが、9月に予定されているQualcommやMediaTekの次世代チップ投入を待っているためとみられます。

次の性能競争は新型チップ投入後へ

今回のランキングデータは、2025年7月1日から7月31日までに収集されたユーザーベンチマーク結果をもとに算出されており、1,000件以上の有効スコアが確認されたモデルのみが対象となっています。秋以降、各社から新型プロセッサを搭載したフラッグシップモデルが登場すれば、ランキングにも大きな変動が起きる可能性が高いでしょう。

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