
Appleが今秋に発表を予定している「iPhone 17」シリーズ。その中でも最上位モデルと見られる「iPhone 17 Pro」または「iPhone 17 Pro Max」とされるデバイスが、サンフランシスコ市内で実地テストされている様子が目撃され、SNS上で大きな話題となっています。
試作機らしきiPhoneが屋外で使用中に目撃される
発見されたのは、サンフランシスコ・ユニオンスクエアでのこと。X(旧Twitter)のユーザー「@Skyfops」氏が、Appleの新型iPhoneとみられる2台の端末を撮影し、その画像を投稿しました。

両端末は厚みのある特殊なケースに覆われており、本体デザインが見えないよう慎重に保護されていましたが、背面カメラの形状から「iPhone 17 Pro」または「Pro Max」と見られています。トリプルカメラ、LEDフラッシュ、LiDARセンサーの配置が確認でき、Proモデル特有のレイアウトと一致しています。

警備員の対応に疑問の声も
興味深いのは、テスト中と思われる人物が周囲の視線に無頓着だったこと。撮影された写真には、端末の全体像がはっきりと映っており、一部では「担当者と警備員はAppleから叱責されるのでは?」との声も上がっています。
Appleはこれまで、新製品の情報管理に極めて厳格な姿勢を取ってきました。試作機の取り扱いにはセキュリティスタッフが同行するのが一般的ですが、今回に限ってはその警備体制が不十分だったようです。撮影者の真正面に立つなど、端末を目立たせない配慮が欠けていたことも指摘されています。
SNSではさまざまな反応、「訴訟沙汰?」の声も
投稿された画像に対しては、「Appleが法的手段を取る可能性があるのでは?」という声も上がりました。しかし、撮影されたのは公共の場であり、法的に大きな問題になる可能性は低いと見られています。
一方で、Appleの内部スタッフが撮影者にコンタクトを取り、画像の削除を要請することは考えられます。実際に過去にも同様のケースがあり、ネット上の投稿が非公開になった例も少なくありません。
発表前の“実地テスト”、なぜ街中で?
Appleが発表前の製品を公道でテストすることは珍しくありません。特にカメラ性能や通信機能の実環境における動作検証は非常に重要で、最終調整の一環として行われていると考えられます。
ただし、今回のように明確な目撃情報が流出するのは異例であり、社内のセキュリティ意識に対する見直しが求められる可能性もありそうです。
発売に向けて期待が高まるiPhone 17 Pro
Appleは毎年9月に新型iPhoneを発表しており、今年も例外なく「iPhone 17」シリーズが登場する見込みです。Proモデルには、新たにプロフェッショナル向けカメラアプリや専用の物理シャッターボタン、8倍ズーム対応のカメラなどが搭載されるとの噂もあり、注目度は日に日に高まっています。
今回の“うっかりリーク”により、さらに多くのユーザーがiPhone 17 Proシリーズへの関心を強めることになりそうです。今後の続報にも注目です。