
京セラの次世代スマートフォンとして注目されているのが、約2年ぶりの投入が見込まれている新型タフネスモデルTORQUE G07です。しかし今回、このTORQUEシリーズに加えて、auから京セラ製スマートフォンが少なくとも合計3機種展開される可能性が高まってきました。
未発表の京セラ製スマホ型番を確認
きっかけとなったのは、マレーシアのMVNOであるviniが公開しているeSIM対応機種のデータベースです。ここに、KYG05、KYG06、KYG07という3つの未発表型番が記載されていることが確認されました。

これらの型番は、京セラ製かつau向けモデルで使われてきた命名規則と一致しており、auが取り扱う京セラ製スマートフォンである可能性は極めて高いと見られています。
TORQUE G07はそのうちの1機種でほぼ確実
京セラはすでに公式サイト上で、新型TORQUEシリーズの投入を予告しています。機種名は正式発表されていないものの、これまでの流れからTORQUE G07になる可能性が高いとされています。
また、TORQUEシリーズはこれまでauが継続的に扱ってきた実績があることから、今回確認された3つの型番のうち、1機種がau版TORQUE G07であることは、ほぼ確実と考えてよさそうです。
残る2機種はBASIOか、それとも新シリーズか
注目されるのは、残り2つの型番がどのようなモデルになるのかという点です。京セラは現在、TORQUEシリーズを除く一般向けAndroidスマートフォン市場からは事実上撤退しているとも言われています。
そのため、候補としてはBASIOシリーズや、いわゆるかんたんスマホ系の後継機がまず想定されます。ただし、BASIOシリーズはこれまで3〜5年程度の間隔でリリースされてきた経緯があり、今年にはBASIO active3がすでに発表されたばかりです。
新シリーズ投入の可能性も
こうしたリリースサイクルを踏まえると、TORQUE G07を除いた2機種のうち、少なくとも1機種は既存シリーズではなく、京セラとしての新シリーズになる可能性も考えられます。もし実現すれば、京セラのスマートフォン戦略において久々の大きな動きとなりそうです。
現時点では型番以外の詳細は明らかになっていませんが、auからの正式発表や、さらなる認証情報の登場によって、今後徐々に全体像が見えてくるものとみられます。京セラ製スマートフォンのラインアップ拡充に、引き続き注目が集まりそうです。

