
フラッグシップの次はミッドレンジ?新展開の可能性
ロンドンを拠点とするテックブランド「Nothing(ナッシング)」が、今後「Lite」や「T」といった新しいシリーズのスマートフォンを投入する可能性があると、信頼性の高い情報提供者がSNSで伝えています。
Nothingはこれまで、独自のデザインとインターフェースを武器に、グローバル市場とインド市場の両方でユーザーの関心を集めてきました。直近ではフラッグシップモデル「Nothing Phone (3)」をリリースし、また初のヘッドホン製品「Nothing Headphone (1)」も市場に投入しています。
市場のニーズに応える動き
今回の情報は、テック系リーカーの@heyitsyogesh氏がX(旧Twitter)で投稿したもので、「Nothingが『Lite』や『T』といったネーミングのスマートフォンを開発中の可能性がある」とのことです。これらは一般的に、機能をある程度抑えることで価格を抑えた“手頃な”モデルとされており、より幅広い層にリーチすることを目的とした展開と見られます。
「Nothing Phone (3)」の価格設定については一部のユーザーから批判もありましたが、こうした動きが本当であれば、Nothingはミッドレンジ帯で勢いを見せる他メーカーと同じ土俵での競争に本格参入することになります。
最新アップデート情報
なお、Nothingはソフトウェア面でも積極的な動きを見せており、先日「Nothing Phone (3)」には最新の「Nothing OS 3.5」アップデートが配信されました。また、「Phone (2)」向けには「Nothing OS 3.2」が展開済みです。
さらに、Nothingのサブブランドである「CMF by Nothing」は、グローバルマーケティングの拠点を正式にインドへ移行。先月には、ポケモンの“ミミロル”(#0427)と“フォレトス”(#0205)をモチーフにした謎のティーザー画像を公開しており、2つの新製品の発表が近いのではと噂されています。