
洗練されたデザインと使いやすさを両立
イギリス発のテクノロジーブランド「Nothing(ナッシング)」が、最新スマートウォッチ「CMF Watch 3 Pro」を正式に発表しました。
13日間持続するバッテリー、131種類のスポーツモード、AIによるパーソナライズ機能などを備え、機能面・デザイン面ともに大幅に進化しています。

本体カラーはダークグレー、ライトグレー、オレンジの3色展開。精密加工が施されたメタルフレームに、肌なじみの良いシリコンストラップを組み合わせています。1.43インチのAMOLEDディスプレイは、常時表示と自動輝度調整に対応。前モデルより画面の占有率が約10%向上し、スリムなベゼルと軽い装着感でより洗練された印象です。
131種類のスポーツをサポート GPS性能も大幅向上
「CMF Watch 3 Pro」は、L1およびL5デュアルバンドGPSを搭載し、屋外でのランニングやサイクリングにおいても、従来より高精度で安定したルートトラッキングが可能です。
131種類のスポーツモードに対応しており、ユーザーの運動レベルに合わせて個別プランを生成する「パーソナルコーチ」機能も搭載。さらに心拍数を正確に測定できる改良型センサーや、METs(運動強度)を活用した「アクティブスコア」も利用でき、運動習慣の可視化とモチベーション維持に役立ちます。
AIがあなたの健康をサポート
CMF Watch 3 Proは、日常の健康管理にも力を入れています。心拍数、血中酸素飽和度(SpO₂)、ストレスレベル、睡眠状態を24時間モニタリング。月経周期予測や呼吸トレーニング、水分補給・起立リマインダーといった、生活習慣を整えるための機能も揃っています。
さらにAIがユーザーのアクティビティを解析し、セッションごとの要点をまとめて表示。最適なリカバリータイミングも提案してくれます。ワークアウトの自動認識にも対応しており、記録のし忘れを防ぐのも嬉しいポイントです。
日常をもっと便利にするスマート機能

スマートウォッチとしての実用性も強化されています。ChatGPTが標準搭載されており、話しかけるだけで調べものや質問に対応。また、内蔵のボイスレコーダーは最大30分の録音が可能で、音声をテキストに自動変換できます。

通話もクリアな音質で快適。ノイズリダクション付きのBluetooth通話、ジェスチャー操作、クイック返信(最大140文字)といった便利な機能も備わっています。
豊富なカスタマイズと耐久性
ウォッチフェイスは120種類以上を用意。アニメーションやインタラクティブ表示、常時表示に対応するものもあり、ユーザーの個性に合わせて自由に選べます。AIを活用したカスタム背景の自動生成も可能です。
IP68の防塵・防水性能を備えており、雨や汗、水しぶきなどにも強く、日常からトレーニングまで安心して使えます。バッテリーは通常利用で最大13日間、常時表示オンでも約4.5日間使用でき、充電時間はわずか99分。加速度センサーも搭載し、動きの検出性能も向上しています。
新アプリ「Nothing X」で一元管理
今回のCMF Watch 3 Proを含むNothingのスマートウォッチは、今後すべて「Nothing X」アプリを通じて管理されるようになります。このアプリでは、従来の機能に加え、フィットネス・健康・カスタマイズ機能を強化し、操作性も刷新されています。
また、GoogleヘルスコネクトやAppleヘルスケア、Stravaとの連携も可能となり、より多くのユーザーにとって便利な環境が整えられています。
販売情報と価格
「CMF Watch 3 Pro」は、2025年7月22日(火)18時より、Nothing公式オンラインショップ「nothing.tech」で販売が開始されました。価格は税込13,800円。ダークグレー、ライトグレー、オレンジの3色から選べます。
高機能でスタイリッシュ、そして価格も手頃。CMF Watch 3 Proは、スマートウォッチ初心者にも経験者にもおすすめできる、バランスの取れた1本と言えそうです。