
Xiaomiがグローバル市場向けに展開を準備している新型スマートフォン「Xiaomi 15T Pro」が、アメリカのFCC(連邦通信委員会)で認証を取得しました。また、Redmiブランドの新型ミッドレンジモデル「Redmi 15 5G」も複数の国際認証機関を通過しており、いずれのモデルも正式発表が近いことを示唆しています。
Xiaomi 15T ProがFCCで認証取得

「Xiaomi 15T Pro」(型番:2506BPN68G)は、FCCのデータベースに掲載され、Wi-Fi 7、5G、Bluetooth、NFCといった最新の通信機能を備えることが確認されました。加えて、ストレージとRAMの構成として以下の3パターンが登場する見込みです。
- 12GB + 256GB
- 12GB + 512GB
- 12GB + 1TB
OSは、最新の「HyperOS 2.0」がプリインストールされる予定です。
一部報道によると、「Xiaomi 15T Pro」は中国国内で先月発表された「Redmi K80 Ultra」をベースにしたグローバルモデルと見られており、SoCにはMediaTek Dimensity 9400 Plusが搭載される可能性が高いとのこと。ただし、カメラ構成についてはオリジナルとは異なるようで、以下のような仕様が予想されています。
- フロントカメラ:Samsung S5KKDS
- リアカメラ構成:50MP(OmniVision OVX9100)メイン + 13MP超広角 + 50MP(Samsung JN5)望遠
また、バッテリー容量はRedmi K80 Ultraの7,410mAhに対し、15T Proでは5,500mAhに抑えられ、最大90Wの高速充電に対応する模様です。
Redmi 15 5Gも複数の認証機関を通過
一方で、Redmiブランドから登場予定の「Redmi 15」シリーズも着々と準備が進んでいます。同シリーズは「Redmi 15 5G」「Redmi 15C 5G」「Redmi 15C(4G)」の3モデル構成になると見られており、今回「Redmi 15 5G」が以下の認証機関を通過しました。
- TUV(技術認証)
- IMDA(シンガポール・通信規制機関)
TUVでは型番「25057RN09G」「2505RN09E」が確認されており、「25057RN09G」はIMEIデータベース上で「Redmi 15 5G」として登録されていることから、このモデルが正式名称であることが判明しています。
現時点でスペックの詳細は不明ですが、以前のFCC認証では、5G対応やBluetoothなどの基本的な接続機能を備えていることが明らかになっています。