iPhone 17eはiPhone 14と同じOLEDを再利用か──コスト抑制の新戦略が浮上

Appleが来春にも発売を予定しているとされる「iPhone 17e」に、旧型のディスプレイ技術が採用される可能性があることが明らかになりました。韓国メディアThe Elecの報道によれば、Appleはコストを抑えるために、iPhone 14と同じOLEDパネルをiPhone 17eでも再利用する方針だということです。

iPhone SEに代わる“eシリーズ”が定着へ?

iPhone 17eは、現在販売されているiPhone 16eの後継モデルにあたります。もともとiPhone 16eは、iPhone SEの後継機になると噂されていましたが、最終的にはiPhone 16シリーズの一部として登場。名称も「SE」ではなく「e」を冠したことで、Appleが毎年“手頃な価格のiPhone”を展開していく意志を示したものと見られています。

今回の情報が事実であれば、iPhone 17eも同様の路線を踏襲することになります。

iPhone 14と同じOLEDパネルを再利用か

報道によると、iPhone 17eに搭載されるOLEDディスプレイは、iPhone 14およびiPhone 16eで使用されているものと同じパネルになる予定です。供給元としては、BOEとSamsungに加えて、LG Displayが関与する可能性もあるとのことです。

なお、iPhone 16eは6.1インチのOLEDディスプレイにFace IDを搭載し、チップセットはA18を採用。価格を抑えながらも、日常使いには十分な性能を備えた“アッパーミッドレンジ”モデルとして位置づけられています。販売価格は599ドル(約9万円前後)からとされ、Pixel 9aやGalaxy S24 FE、OnePlus 13Rなどと競合しています。

発売時期は2025年春〜初夏か

iPhone 17eに関しては、2025年5月の発売を目指してすでに試作段階に入っているとの報道も4月に出ていました。著名アナリストのミンチー・クオ氏も、iPhone 17eの登場は「2025年前半になるだろう」と予測しています。

さらにクオ氏によれば、“eシリーズ”は一過性の試みではなく、2027年上半期にも第3世代モデルの発売が計画されているとのこと。Appleのラインアップにおいて、手頃な価格帯のモデルが定番化する兆しが見えてきました。

パフォーマンスと価格のバランスに期待

現行のiPhone 16eは、派手な機能を省きつつも、必要十分な性能を確保しており、多くの一般ユーザーにとってちょうど良い選択肢となっています。Appleがこの“ちょうどいいiPhone”をシリーズとして継続するのであれば、スマートフォン市場における競争はさらに激化するかもしれません。今後の正式発表に注目が集まります。

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