
Samsungが準備中とされる次期スマートフォン「Galaxy S25 FE」が、Wireless Power Consortium(WPC)認証を通過しました。今回の認証情報からは、ワイヤレス充電に関する詳細や実機画像が明らかになっています。
WPC認証で5Wワイヤレス充電を確認
WPCの認証データベースによると、Galaxy S25 FEは「SM-S731**」という型番で登録され、Qi IDは「24676」。認証日は2025年7月8日付となっています。対応するワイヤレス充電は、Qi規格の「バージョン2.1.0」と「BPP(Basic Power Profile)」で、出力は5Wに対応することが確認されました。

高出力な急速充電とは言えませんが、エントリーモデルや廉価版の位置づけにあるFEシリーズとしては、ワイヤレス充電への対応自体がポイントとなりそうです。
実機画像が初公開、デザインにも注目
今回のWPC認証には、Galaxy S25 FEの実機画像も含まれており、これまでに流出していた5Kレンダリング画像や360度動画とほぼ同じデザインであることが確認されました。カラーはブラック/グレー系で、前モデルから踏襲されたシンプルな外観が印象的です。
ベゼル(縁)がさらに薄くなり、端末の厚みもよりスリム化される見込み。また、背面カメラにはリング状の装飾が見当たらず、フラットでミニマルな印象を与える仕上がりとなっています。
スペックも徐々に明らかに
これまでの情報を総合すると、Galaxy S25 FEはSamsung製「Exynos 2400」プロセッサと「Xclipse 940」GPUを搭載予定で、AI性能のベンチマークスコアも報告済み。OSにはAndroid 16(One UI 8)を採用し、7年間のソフトウェアアップデートが保証されるとされています。
その他の主な仕様は以下の通りです:
- ディスプレイ:6.7インチ Super AMOLED、リフレッシュレート120Hz、ピーク輝度2600ニト
- メモリ:8GB RAM
- フロントカメラ:12MP
- 本体サイズ:161.4 x 76.6 x 7.4 mm
Galaxy S25 FEは、FEシリーズらしい価格と性能のバランスを重視しつつ、デザインやアップデート面でも充実を図っていることがうかがえます。今後の発表に注目が集まりそうです。