
OPPOの新型5Gスマートフォン「A6i 5G」がGoogle Play Consoleのデータベースに登場し、発売が近いことを示唆しています。掲載された情報からは、MediaTek製の新型チップやAndroid 15搭載といった注目ポイントが明らかになりました。
MediaTek Dimensity 6400相当のチップセットを搭載か
今回Google Play Consoleに掲載されたのは、12GB RAMモデルの「OPPO A6i 5G」。OSには最新のAndroid 15が搭載されており、プロセッサはMediaTek MT6835(最大2.20GHzのオクタコア)、GPUにはARM Mali-G57が採用されています。ディスプレイは720×1604ピクセルの解像度で、画面密度は320 xhdpiと記されています。

このMT6835チップは本来「Dimensity 6300」に該当しますが、実際にはその後継であるDimensity 6400が搭載される可能性が高いと見られています。両者は基本仕様が近く、ブランド側がリネーミングしている例もあるためです。
型番の混乱、実機は「PKW120」の可能性も
デバイスの型番に関しては、Play Consoleでは「PKW110」と記載されていますが、過去にGoogle Play対応端末リストで「PKW120」として登場した履歴があります。また、同じリストには「PKW110」はすでに中国市場で販売されている「OPPO A5x 5G」として登録されており、今回の登録に誤記が含まれている可能性も指摘されています。
実際に「PKW120」とされるデバイスは、すでに中国の認証機関(3C、TENAA、MIIT)にも登場しており、これまでに主要なスペックや外観のレンダリング画像も公開されています。
50MPデュアルカメラや大容量バッテリーを搭載
これまでに判明している「OPPO A6i 5G」のその他スペックは以下の通りです:
- ディスプレイ:6.67インチ フラット型TFT LCD
- リアカメラ:50MP + 2MPのデュアル構成
- フロントカメラ:8MP
- バッテリー容量:5860mAh
- 急速充電:最大45Wの有線充電対応
- 生体認証:側面指紋認証
- デザイン:厚さ7.99mm、重さ194g
- その他:LEDリングライト搭載、カラーバリエーションはブラックを確認
- メモリ/ストレージ:6GBまたは8GB RAM、128GBまたは256GBストレージ
価格帯はまだ明らかになっていませんが、スペック構成から見てミッドレンジ市場を狙った1台となりそうです。今後の正式発表に向けて、さらなる詳細情報の公開が待たれます。