
Xiaomiが独自のAndroidカスタムUI「HyperOS」に大きな刷新を加える見込みです。信頼性の高いリーカーによる最新情報によると、次期「HyperOS 3」(または「HyperOS 26」)では、Appleの「Liquid Glass」デザインに着想を得た、洗練された新しいビジュアルが導入されるとのことです。
「Liquid Glass」風デザインでより高級感あるUIへ
このリークは、中国のSNS「Weibo」上で著名リーカーDigital Chat Stationによって明かされたもので、HyperOS 3は2025年10月に登場予定の「Xiaomi 16」シリーズと同時に発表されると見られています。

新しいUIは、iOS 26にインスパイアされたスムーズでフロスト加工されたぼかしエフェクトや光沢感のあるアイコンを取り入れつつも、Xiaomi独自のテイストが加えられています。Appleのような派手な光の演出ではなく、「奥行き」と「視認性」のバランスに重きを置いた仕上がりになるようです。
コントロールセンターやアイコンも刷新
HyperOS 3では、コントロールセンターの全面的な再設計や、アイコンのスタイリング変更、システムアプリ全体のデザイン統一感の向上が図られています。また、透過ガラス風の検索バーを採用した新しいホーム画面のデザインもテストされているとのことで、これまでに行われたランチャーのユーザー調査からも一部の改良が確認されています。
このほかにも、バッテリーやWi-Fiのアイコンデザインが一新され、アニメーションもより滑らかになるなど、細かな改良点が多数含まれています。
Android 16ベース、カスタマイズ性はそのままに
HyperOS 3はAndroid 16をベースにしており、Xiaomiユーザーが好む高いカスタマイズ性はそのままに、よりプレミアム感のあるビジュアル体験が追求されています。
すでに一部の視覚要素は、「MemeOS Enhancer」アプリや「HyperOSUpdates.com」などで先行確認できるほか、Xiaomiのアップデート情報を追いかける熱心なファンの間でも話題になり始めています。
Xiaomiはこの新UIで、Samsungの「One UI 8」など他社製UIとの差別化を図りたい考えです。デザイン重視の戦略が今後どこまで支持を得られるか、正式発表に向けて注目が集まっています。