Xiaomi 16シリーズに小型Proモデルが登場か──横長カメラモジュールを採用との噂

Xiaomiの次期フラッグシップ「Xiaomi 16」シリーズに関して、新たなリークが注目を集めています。今回の情報によると、従来の3モデル構成に加え、新たに「Xiaomi 16 Pro Mini(仮称)」が加わり、シリーズ全体で4モデル展開となる可能性があるようです。

4モデル構成で新たなバリエーション

これまでXiaomiのナンバリングシリーズは、標準モデル・Pro・Ultraの3つのバリエーションが基本でした。しかし、中国の著名リーカーDigital Chat Station(DCS)氏の最新の情報によると、「Xiaomi 16」「Xiaomi 16 Pro」「Xiaomi 16 Pro Mini(仮称)」「Xiaomi 16 Ultra」の4モデルが登場予定とのことです。

特に注目すべきは、Proモデルが2つの画面サイズで展開されるという点です。6.8インチの大型ディスプレイを搭載する従来のProモデルに加え、新たに6.3インチのコンパクトなProモデルが登場するとされています。これは、Xiaomiが初めて小型のProモデルを用意する試みとなりそうです。

iPhone風の“横長”カメラデザインに刷新?

新たに流出したカメラレンズ保護パーツの画像では、Xiaomi 16シリーズの背面に搭載されるカメラモジュールが横一列に並んだ“ビッグ・マトリクス”デザインであることが示されています。このデザインは、最近リークされたiPhone 17の横長カメラレイアウトとも似ており、Xiaomiが新たなビジュアルアイデンティティに挑戦していることがうかがえます。

さらに、この横長カメラモジュールにはペリスコープ(潜望鏡型)望遠レンズの搭載も予想されており、特にProモデルでは望遠撮影の強化が期待されています。なお、Ultraモデル(または「Pro Max」)に関しては、かつてのMi 11 Ultraのように背面にセカンドディスプレイが搭載される可能性も浮上しています。

Snapdragon 8 Gen 4改め「Elite 2」を搭載予定

Xiaomi 16シリーズは、いずれのモデルもクアルコムの次世代ハイエンドSoC「Snapdragon 8 Elite 2」を採用すると見られています。この新チップは、TSMCの3nmプロセスを用い、次世代Oryon CPUアーキテクチャを採用。16MBの独立キャッシュを備えた新GPUも搭載されており、Geekbench 6ベースでシングルコア4,000点超、マルチコアで11,000点超という非常に高いスコアが予測されています。

進化の鍵は“多様性”と“刷新”

Xiaomi 16シリーズは、従来モデルとの差別化として、サイズの異なるProモデルや、新しいカメラデザイン、最先端のSoCといった複数の刷新ポイントを備えた注目のシリーズとなりそうです。特に、コンパクトなハイエンドモデルを求める層にとって「Xiaomi 16 Pro Mini」の存在は魅力的に映ることでしょう。

正式発表は2025年9月末と見られており、今後さらなる情報の登場が期待されます。Xiaomiの次なる一手に注目です。

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