Pixel 6/6 Pro、ミリ波対応モデルの価格はかなり高くなるかも

10月19日の正式発表まであと1週間強となったPixel 6シリーズ。

これまでのリーク情報から総合的に判断すると、同シリーズの標準モデル、Pixel 6のベースモデルの価格はPixel 5と大きく変わらない、というのがコンセンサスとなっています。

しかし今回、このPixel 6シリーズの価格が5Gのミリ波対応・非対応で大きく異なる可能性がでてきました。

@thisistechtodayというTwitterユーザーがPixel 6が当たる懸賞の内容の一部を掲載していたもの。
消費者協会?の取り決めで景品の価格を明示しないといけないというルールがあるようで、これによるとPixel 6の小売価格は約850ドル(約9.53万円)、と記載されています。

Pixel 5の米国発売時の価格は699ドルだったので、これと比べると同国でのPixel 6の価格は150ドル、2割ほどアップ、ということになり、これだと「Pixel 5と同程度の価格」からは程遠い価格ということになります。

一方、先日の情報からPixel 6の欧州での価格は649ユーロでほぼ確定しており、前モデル(629ユーロ)との価格差はわずか20ユーロとなることが判明済み。
米国では150ドルアップ、欧州での20ユーロアップ、この「差の差」は何なんでしょう?

価格差の「差」はミリ波対応・非対応か?

先の情報を投稿していた@thisistechtoday氏によると、この価格差はミリ波への対応・非対応の違いによる製造コストの違いが理由である可能性が高い、とのこと。

確かにリーク済みの公式プロモ資料からも、Pixel 6/6 Proは国・地域によってミリ波対応モデルと非対応モデルが存在すること判明しています。

そして米国ではミリ波対応モデルが展開されるため、非対応モデルよりも割高になる、ということだと思います。

つまり、ミリ波非対応モデルが展開されるヨーロッパや台湾でのPixel 6の価格はPixel 5と大きく変わらない価格設定に。
一方、米国など、ミリ波対応の同モデルが展開される国・地域ではPixel 5よりも価格が2割前後アップする可能性が高い、ということに。

国内向けPixel 6シリーズはミリ波対応?非対応?

そうなる時になるのは日本版Pixel 6の扱いです。

昨年のPixel 5は米国版のみミリ波対応という特殊な仕様だったので、今回も米国版以外はミリ波非対応、つまり国内版の価格もPixel 5並み、という可能性も。

一方、実際にはまだまだ使えるところは少ないですが、日本は海外と比べると比較的ミリ波の普及が進んでいる、とも言われているので、日本版Pixel 6/6 Proもミリ波対応、という可能性は十分にあり、といった感じ。

となると、ユーロ版から予想した価格はハズれ、米国版同様に価格はPixel 5より2割ほどアップ、ということになりそうです。

ちなみにPixel 5の日本での発売時価格は7万4800円。欧州でのミリ波非対応版のPixel 6の価格を参考にすると、国内価格は高くても7万円台後半、ということに。
一方、国内版も米国版のようにミリ波対応だとすると価格は9万円前後、ということになりそうです。

ソース:Twitter (@thisistechtoday)

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