
英国発のテックブランド「Nothing」が、次期フラッグシップスマートフォン「Nothing Phone (3)」のティザー画像を公開しました。正式発表は2025年7月に予定されていますが、それに先駆けて注目すべきデザイン要素が明らかになっています。
ティザー画像で一部デザインが判明
Nothingが公開した最新のティザーでは、「Nothing Phone (3)」の背面デザインが一部確認できます。画像からは、テクスチャ加工が施された筐体に加え、物理ボタンのようなパーツも見て取れます。さらに、背面は二層構造のようなデザインが採用されており、Nothingがこれまで重視してきた透明感や構造美を活かした独自のルックが継承されていることが伺えます。
この方向性は、同社のサブブランド「CMF」から発表されたばかりのエントリーモデル「CMF Phone 2 Pro」にも通じるものがあります。
インド市場ではFlipkartで販売へ
ティザーで正式に言及されたのは、インド市場向けにはFlipkartを通じて販売されるという点です。グローバル展開の詳細はまだ明かされていませんが、Nothingは過去モデルにおいても複数市場で展開しており、今回も幅広い販売が見込まれます。
プレミアム素材と大幅な性能向上に期待
NothingのCEOであり創業者のカール・ペイ氏は、「Nothing Phone (3)」が本格的なフラッグシップモデルとして登場することを強調しています。ボディには「プレミアム素材」が採用される予定で、強化ガラスやチタンフレームの可能性も取り沙汰されています。
また、Nothingを象徴する「Glyph LEDインターフェース」も引き続き搭載される見込みです。
性能面では、同氏によると「大幅なアップグレード」が施されているとのこと。搭載されるSoC(チップセット)は未発表ですが、Snapdragon 8 Eliteや**Dimensity 9400/9400+**といった、ハイエンドな選択肢が有力視されています。
Nothing Phone (3)は、これまでにない洗練されたデザインと、ハイパフォーマンスを両立するモデルとして登場する可能性が高まっています。正式なスペックや機能の詳細は今後の続報を待つ必要がありますが、現時点でも期待感の高まるプロダクトであることは間違いありません。今夏、スマートフォン市場に新たな風を吹き込む存在となるかもしれません。