
GoogleやSamsung、XiaomiがすでにAndroid 16への移行を進める中、Oppoはやや遅れて最新OSの提供に向けた第一歩を踏み出しました。同社はついに、Android 16ベースの「ColorOS 16」クローズドベータ(CBT)をFind X8およびFind X8 Pro向けに開始しました。
対象地域と参加条件
今回のクローズドベータは、インド、インドネシア、マレーシアで実施されています。参加枠は各モデル300名限定で、応募受付は8月12日まで。早めに申し込むほど参加できる可能性が高くなります。
参加するには、Find X8の場合「CPH2651_15.0.0.832(EX01)」または「CPH2651_15.0.0.840(EX01)」、Find X8 Proの場合は「CPH2659_15.0.0.840(EX01)」のビルドを利用している必要があります。
申し込みは端末の「設定 > デバイス情報 > 画面上部をタップ > 右上ボタンを選択 > ベータプログラム」から行い、必要情報を入力して申請します。承認されると、Oppoから公式Telegramチャンネルへのリンクが届き、そこに記載された手順でAndroid 16アップデートをインストールできます。
利用はサブ端末推奨
クローズドベータは初期段階のテストプログラムであり、不具合が多く含まれる可能性があります。日常的に使用するメイン端末での導入は推奨されません。今後はCBTの後にオープンベータが実施され、その後に安定版が一般向けに提供される予定です。
安定した動作を求める場合は、より完成度の高いオープンベータや正式版を待つ方が安心でしょう。Oppoユーザーにとっては、待望のAndroid 16体験が始まる第一歩となります。