POCO F7、グローバル版はバッテリー容量が6500mAhに縮小 インド版との差に注目

地域ごとに異なるバッテリー仕様

Xiaomiは、新たに登場予定のPOCO F7において、グローバル市場向けモデルのバッテリー容量を6500mAhに抑えることを発表しました。一方、インド市場向けモデルでは7550mAhの大容量バッテリーが採用されます。この仕様の違いは、最近のPOCO F7 ProやUltraモデルでも見られたもので、地域ごとのニーズに応じた最適化戦略の一環と考えられます。

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こうした地域差は過去一年間で顕著になっており、世界市場向けモデルでは比較的小型のバッテリーパックが搭載される傾向にあります。一方で、中国市場やインド市場向けには、大容量バッテリーを備えたモデルが投入されています。背景についてXiaomiから公式な説明はないものの、専門家の間では、価格戦略や端末重量の最適化、製造コストの調整などが理由として指摘されています。

POCO F7の主な仕様

POCO F7は、わずか数日前に中国市場で発表されたRedmi Turbo 4 Proをベースに開発されています。主な仕様は以下の通りです。

  • 6.83インチ TCL M9製 フラット型OLEDディスプレイ(1.5K解像度、リフレッシュレート120Hz)
  • 最大3200ニトの高輝度表示
  • Snapdragon 8s Gen 4 プロセッサー
  • 50MP LYT-600センサー搭載メインカメラ(光学式手ブレ補正付き)
  • 8MP超広角カメラ(SC820CS)
  • 20MPフロントカメラ(OV20B)

バッテリー容量には違いがあるものの、それ以外の仕様は中国版とほぼ同等となる見込みで、POCOらしい高いコストパフォーマンスが期待されます。

グローバル展開のスケジュール

現在Redmi Turbo 4 Proは中国市場で先行発売されたばかりですが、例年通りであれば、グローバル版のPOCO F7もまもなく発表されるとみられます。通常、Xiaomiは中国国内モデルの発表から3〜4週間後に、グローバル版を別名で展開するパターンを採用しています。

正式発表の際には、各地域向けの価格や販売開始時期、詳細仕様が明らかになる予定です。

新たな製品戦略に注目

Xiaomiは、単なるスペック勝負ではなく、地域ごとに最適化した製品展開を進めることで、より幅広い層に訴求する戦略へとシフトしています。今回のPOCO F7におけるバッテリー仕様の違いも、その一環と言えるでしょう。今後のグローバル市場での動向に、引き続き注目が集まります。

ソース

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Xiaomi
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