
Xperia 1 VIIの次に控える新モデルとは
2025年に登場予定のソニーの新型Xperiaシリーズ。その中核となる「Xperia 1 VII」については、先日リークされた実機画像により外観がほぼ判明し、スペック情報も徐々に明らかになりつつあります。
そして例年通りであれば、これに続く形でミッドレンジモデル「Xperia 10 VII」も発表されると予想されていました。しかし、ここにきて新たなリーク情報が浮上しています。
Xperia 10 VIIではなく、上位ミドルレンジモデルに?
今回の情報源は、Xperia 1 VIIのスペックや価格をリークしたベトナムのFacebook上のファンページと同じ筋とみられています。

それによると、ソニーが発表を予定しているもう一つの新型Xperiaは、従来の「Xperia 10 VII」ではない可能性が高いとのこと。発売時期はこれまでのパターンから約3か月遅れ、10月にずれ込む見込みです。
さらに、この新モデルは単なるミッドレンジではなく、より性能の高い「アッパーミドル機」として登場するとのこと。120Hzリフレッシュレート対応のディスプレイを搭載し、チップセットやカメラ性能も大幅に向上する予定だといいます。
一般的に「アッパーミドル」とは、Snapdragonなら7シリーズ以上、Dimensityなら8000番台以上のSoCを搭載するクラスを指します。この基準に照らすと、かなりパフォーマンスに期待できるモデルになりそうです。
新シリーズ誕生の可能性も?
2025年にリリース予定のXperiaは、発見されたOEM ID情報から最低2機種存在することが判明しています。そのうち一つは「Xperia 1 VII」で確定済みですが、もう一つのモデル名については現時点では不明です。
今回のリークが正しければ、ソニーはこれまでのXperia 5シリーズと10シリーズの中間に位置する新たなラインを立ち上げる可能性も考えられます。仮にそうなれば、機種名も「Xperia 10 VII」ではなく、「Xperia 6」や「Xperia 7」など、新しいナンバリングを採用するかもしれません。
注目されるソニーの戦略変更
Xperiaブランドにおけるソニーの次なる一手は、これまでのシリーズ展開とは一線を画すものになるかもしれません。特に、アッパーミドル市場に本格参入することで、競争が激しいスマートフォン市場において新たな存在感を示す狙いがありそうです。