
ソニーの次期フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VII」に関する興味深い情報が、中国のSNS「Weibo」上で話題になっています。今回のリークによると、新モデルは前モデルよりも価格が若干下がる可能性があるとのことです。
香港の小売店筋からの声:「価格はやや下がるかもしれない」
話題となったのは、Weibo上のあるスレッドに寄せられたコメントです。投稿者によれば、香港にある小売店の情報筋から「次期Xperiaは価格が少し下がる見込み」との話を聞いたとのこと。この人物は過去にも正確な情報を提供しており、ある程度の信頼性があるとみられています。

ある香港の小売店情報筋からソニー新型モデルは価格が少し下がるという噂を聞いた。何がダウングレードされているのだろうか?
この情報を受けて注目されたのは、「価格が下がる=スペックダウンではないか?」という懸念。実際、前モデルのXperia 1 VIは、香港市場ではXperia 1 Vと同価格で発売されており、据え置き価格が続いていた状況でした。
ハイエンド機の値下げは珍しい?
ここ数年、スマートフォン全体の価格上昇トレンドはやや落ち着いてきたとはいえ、フラッグシップモデルが前世代より価格を下げて登場するのは極めて稀です。特に最近のチップセット「Snapdragon 8 Gen 3」から「Snapdragon 8s Gen 3」あるいは「Snapdragon 8 Gen 4(Elite)」への移行に伴って、部品コストも上がっているとされている中での価格引き下げは、異例と言えるかもしれません。
もちろん、企業努力によるコスト最適化や、利益率の調整によって価格が下がるケースもあります。そのため、一概に「価格が下がる=性能が劣る」とは言い切れません。
価格ダウンに期待と不安が交錯
価格が下がるというニュースは、ユーザーにとっては歓迎すべき朗報です。しかし、その一方で、仮に大幅なスペックダウンが伴うとなれば、熱心なXperiaファンからは批判的な声が上がる可能性もありそうです。
フラッグシップモデルに求められるのは、常に最新技術と高性能。そしてそのための価格である程度の納得感が得られることも重要です。今後の続報に注目が集まります。