
モトローラの新型スマートフォン「Moto G86」とされる端末のレンダー画像が海外で流出しました。現行モデル「Moto G85」は昨年6月に発売されており、今回のリークによって後継機の登場が間近であることがうかがえます。
Edgeシリーズを彷彿とさせる外観
注目すべきはそのデザイン。公開された画像を見るかぎり、「Moto G86」は、モトローラの上位モデルであるEdgeシリーズを思わせる外観となっており、特にカメラ周辺のデザインは「Edge 60 Fusion」と酷似しています。

モトローラは、ハイエンドからミッドレンジにかけて、デザイン言語を統一する方向にシフトしているのかもしれません。
背面素材にも個性あり
デザインだけでなく、背面素材にも変化が見られます。リーク元の情報によると、背面には「フェルトと織物のミックス素材」が使われているとのこと。紫とダークブルーの2色展開が確認されており、特にダークブルーのモデルは、合皮のような仕上がりになっているようです。
スマートフォンにフェルト調の質感を取り入れるのは珍しく、デザイン性を重視した層には面白い選択肢となりそうです。
フラットディスプレイと50MPカメラを搭載
ディスプレイはフラットタイプで、左右のベゼル(縁)は比較的狭く、上下のベゼルはやや広めという印象です。メインカメラには5,000万画素のソニー製Lytiaセンサー(型番は不明)が採用されており、光学式手ブレ補正(OIS)にも対応しています。
また、Dolby Atmosによる立体音響再生にも対応するなど、オーディオ面にも力を入れていることがうかがえます。
ヨーロッパでの価格は約330ユーロか
現時点では正式発表の日程は明かされていませんが、3月に流出した情報によると、ヨーロッパ市場においてはRAM 8GB/ストレージ256GB構成で約330ユーロになるとみられています。
この価格帯ながら、カメラや音響、外観に至るまで上位機種さながらの魅力を持つMoto G86。正式発表が待たれる一台です。