
OPPOは今月、F29シリーズやK13 5Gの発表で話題を集めていますが、次に注力するのはエントリー~ミドルレンジ市場のようです。新たに登場予定の「OPPO A5 Pro」に関する実機動画とプロモーション素材がリークされ、デザインや主な仕様が明らかになりました。これらの情報は、テックメディア「Smartprix」が独占入手したものです。
スクエア型カメラモジュールを採用 落ち着きのあるマット調デザイン
公開されたハンズオン動画では、OPPO A5 Proの外観をいち早く確認できます。背面にはスクエア型のカメラモジュールが採用され、フラッシュと2眼カメラを一体化。従来のAシリーズに見られた縦長のカメラユニットとは異なる印象を与えます。
本体の背面仕上げはマットな質感で、カラーは深みのあるブラウン。指紋が目立ちにくく、落ち着いた印象のデザインです。
パンチホールディスプレイに指紋認証は電源ボタン一体型
前面には6.7インチのパンチホール付きディスプレイを搭載。端末側面の電源ボタンには指紋認証センサーを内蔵しており、ロック解除もスムーズに行える設計です。OSは最新のColorOS 15(Android 15ベース)を採用しており、直近の他モデルと同様のソフトウェア体験が期待できます。
AI機能が充実 写真加工から音響強化まで

プロモーション素材によれば、A5 Proには数々のAI機能が搭載されます。具体的には、「AI消しゴム 2.0」「AIリフレクション除去」「Live Photo」「AI 4Kアップスケール」「AI Unblur」など、多様な写真加工機能が利用可能です。

さらに、自撮り写真をもとにAI画像を生成できる「AI Studio」も用意。アウトドアモードにより、明るい屋外でも視認性とパフォーマンスを維持できるとのことです。
耐久性にも配慮 ミリタリーグレードの堅牢設計
OPPO A5 Proは見た目だけでなく、耐久性の高さも大きな魅力です。本体は「360度アーマードボディ」によるダメージ耐性設計となっており、米軍規格(MIL-STD-810H)の衝撃テストをクリア。さらに、IP69の防水防塵性能も備えています。

音響面ではデュアルステレオスピーカーと「ウルトラボリュームモード」を搭載しており、動画視聴やゲームでも満足度の高い体験が期待できそうです。
ハイパフォーマンス仕様と大容量バッテリー
スペック面では、MediaTek Dimensity 7300チップセットにMali-G615 MC2 GPUを組み合わせ、画面は6.7インチのFHD+ AMOLEDディスプレイ(120Hz)。カメラ構成は50MPのメインカメラ+2MPモノクロレンズ、前面には16MPのインカメラを搭載しています。
そして注目すべきは、6,000mAhの大容量バッテリーと80W急速充電への対応。バッテリー持ちと充電速度のバランスに優れており、日常使いでも安心できる仕様です。
発売時期と価格帯は?
OPPO A5 Proは来月中にインド市場で発売予定と見られており、価格は前モデル同様に2万ルピー(約3.7万円)未満になる可能性が高いと報じられています。
コストを抑えつつ、AI機能や堅牢性、パフォーマンスをバランスよく取り入れたOPPO A5 Proは、エントリークラスを超えた体験を求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となりそうです。