Xiaomi 16 Proに大幅進化の兆し ペリスコープカメラに新型LYTIAセンサーを採用か

Xiaomiが次期フラッグシップモデルとして準備を進めているとされる「Xiaomi 16シリーズ」。その中でも最上位モデルに位置づけられるXiaomi 16 Proについて、新たなリーク情報が注目を集めています。今回の情報によれば、カメラ性能とディスプレイ仕様において大幅な進化が期待できそうです。

ペリスコープカメラに新型LYTIAセンサーを採用か

Xiaomi 15 Proでは、50メガピクセルのトリプルカメラ構成が採用されており、そのうち望遠用のペリスコープレンズにはSonyのIMX858センサーが使われていました。

しかし今回のリークによると、Xiaomi 16 Proではこのペリスコープカメラに新世代の「LYTIA」センサーが搭載される見込みです。具体的な型番こそ明らかになっていないものの、従来よりも大型のセンサーが使用され、さらに新設計のレンズと大口径の絞りが組み合わされることで、長距離ズームでもより高品質な撮影が可能になるとみられています。

これにより、特にズーム撮影や夜間撮影など、スマートフォンカメラの実用性を左右する場面での性能向上が期待されます。

ディスプレイはフラットに回帰、LIPO技術でベゼルを極薄に

近年のハイエンドスマートフォンでは、エッジが丸く湾曲した「クアッドカーブディスプレイ」が主流となっていましたが、2025年モデルでは再び「フラットディスプレイ」への回帰が進んでいるようです。

Xiaomi 16、16 Pro、そして16 UltraといったXiaomi 16シリーズ全体が、フラットな有機ELパネルを採用すると噂されています。さらに、これらのモデルには「LIPO(Low-Injection Pressure Overmolding)」と呼ばれる成形技術が導入される見込みです。

この技術は、従来よりも低い圧力で外装成形を行うことで、ベゼル(縁)を極限まで薄くし、ディスプレイの没入感を高める効果が期待されています。

Xiaomi 16 Proでは6.8インチの大型フラットOLEDディスプレイが搭載される可能性が高く、これはXiaomi 15 Proの6.73インチ・クアッドカーブディスプレイからの仕様変更となります。一方、Xiaomi 16(無印)は従来通り6.36インチのサイズを維持するとみられています。

Snapdragon 8 Elite 2を採用、まずは中国市場での展開か

Xiaomi 16シリーズは、Qualcommの次世代チップ「Snapdragon 8 Elite 2」を搭載する最初のスマートフォンのひとつになると予想されています。性能や効率の面で大幅な進化が期待されており、まさに次世代のフラッグシップにふさわしい内容と言えるでしょう。

Xiaomiは例年通り、まずは中国市場でXiaomi 16と16 Proを発表し、後日、Ultraモデルが別イベントで登場するというスケジュールになる可能性が高そうです。

次世代フラッグシップに向けた布石

これまでの情報から、Xiaomi 16 Proは単なるスペックアップにとどまらず、カメラ性能やユーザー体験の中核となるディスプレイにも大きな刷新を図っていることがうかがえます。細部までこだわり抜かれた仕様は、2025年のスマートフォン市場においても強い存在感を放つことになりそうです。

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