
ゲーミングスマートフォンブランド「RedMagic(レッドマジック)」が、最新機種となる「RedMagic 10 Air」を2025年4月16日に中国で正式発表します。これに先立ち、同ブランドは本モデルの主な仕様を公開し、ゲーマーたちの注目を集めています。
ミリ秒反応のタッチボタンと最新チップ搭載

RedMagic 10 Airには、520HzのデュアルICショルダーボタンが搭載されており、「Magic Touch」テクノロジーによってミリ秒単位の高速な応答が可能とされています。プロゲーマーやeスポーツ愛好者にはうれしい仕様です。

プロセッサにはSnapdragon 8 Gen 3を採用し、さらにRedMagicが独自に開発したRed Core R3チップも内蔵。これにより、処理性能とゲーム体験の両立を図ります。

発熱を抑える冷却機構や大容量バッテリーも搭載
ディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応したUltra HDパネルで、滑らかな映像表示が可能です。内部にはComposite Liquid Metal 2.0と呼ばれる新世代の冷却技術を採用し、長時間のゲームプレイによる発熱を抑える構造になっています。
また、6,000mAhの大容量バッテリーと80Wの急速充電にも対応。筐体の厚さはわずか7.85mmで、ゲーミングモデルとしてはスリムな設計が特徴です。加えて、X軸リニアモーターを搭載し、振動フィードバックも強化されています。
カラーバリエーションは以下の3色を展開予定です:
- シャドウブラック
- フロストブレードホワイト
- フレイムオレンジ
すでにJD.com(京東商城)では予約受付が開始されており、中国国内では発売前から注目度が高まっています。
新型充電器とモバイルバッテリーも同時発表へ
今回のイベントではスマートフォンに加えて、RedMagicブランドの新アクセサリも発表されます。
まず1つ目は、「RedMagic Deuterium Front Energy Block Mini Charger」という小型充電器。AIスマートチップを内蔵しており、高出力かつ発熱を抑えた充電が可能とされています。
2つ目は、10,000mAhの「RedMagic Deuterium Front Energy Card Powerbank」。こちらは45Wの双方向急速充電に対応し、ゲーミングデバイスやスマホをすばやく充電できる設計です。
ゲーミングスマホ市場にさらなる一手
ハイエンドなゲーミング性能に特化したRedMagic 10 Airは、従来モデルよりもさらに洗練された性能と設計で、コアゲーマー層にとって魅力的な一台になりそうです。また、周辺機器の強化も含め、RedMagicがこの分野に本腰を入れている姿勢がうかがえます。今後のグローバル展開にも期待が高まります。