
次期フラッグシップスマートフォン「Sony Xperia 1 VII」について、新たなリーク情報が登場しました。これまでにも、Xperia 1 VIIのカメラ性能に関する噂はさまざまな形で報じられてきましたが、今回の情報は、特に技術系リークで知られる「Digital Chat Station(DCS)」が発信したことが注目されています。ただし、この情報の信憑性には慎重な判断が求められます。
「Exmor Tが全カメラに搭載される」新たなリーク情報
今回の噂は、Threads上で「Digital Chat Station」と名乗るアカウントが発信したもの。このユーザーは「Sony Xperia 1 VIIはすべてのカメラにExmor Tを搭載する」と投稿しています。

現在販売されているXperia 1 VIは、Exmor Tセンサーを1つのみ搭載しており、残る2つのカメラには従来のExmor RSセンサーが採用されています。そのため、Xperia 1 VIIで3つすべてのカメラがExmor Tになるとすれば、特に暗所撮影の性能向上が期待できます。Xperia 1 Vで初搭載された2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーExmor-Tですが、ソニーは同センサーについて「暗所での性能が従来比2倍」とアピールしており、ナイトモード撮影の進化が予想されます。
リークの信憑性には疑問も
一方で、今回のリークには注意すべき点もあります。
Weibo上で「Digital Chat Station」として知られるリーカーは、これまでの的中率が非常に高く、信頼性のある情報を発信してきました。よって、今回の情報もそのWeibo上のDCS氏であれば、ほぼ確定情報でかなり大きなリーク情報と言えます。
しかし、Threads上の同名アカウントが同一人物である確証はなく、過去の投稿を振り返ると他のメディアで報じられた情報を転載する傾向が強いことが分かります。
さらに、今回のXperia 1 VIIに関する投稿では、具体的なセンサーサイズや解像度といった詳細情報が一切含まれていないのも気になる点です。情報源が不明確である以上、このリークが単なる過去の情報を基にしただけに過ぎない可能性も否定できません。
期待は高まるが、慎重な見極めが必要
「Xperia 1 VIIの全カメラにExmor T搭載」という噂は、もし実現すれば大きな進化となるため、多くのユーザーが期待を寄せる内容です。
しかし、今回の情報発信元に不確実な要素がある以上、鵜呑みにするのは危険でしょう。今後、より具体的なスペック情報や、信頼できるソースからの追加情報が出てくるのを待つのが賢明かもしれません。