
ソニーは、手頃な価格帯のワイヤレスイヤホン「WF-C700N」の後継モデルとして、新たに「WF-C710N」を発表しました。デザインの変更に加え、バッテリー持続時間の向上や操作性の強化など、さまざまなアップグレードが施されています。
タッチ操作対応の新デザインに進化

WF-C710Nは、前モデルのコンパクトな形状を維持しながらも、細部のデザインが見直されています。特に目を引くのは、物理ボタンが廃止され、タッチ操作に対応した点です。これにより、イヤホン本体に凹みが設けられ、よりスタイリッシュな見た目に仕上がっています。また、メッシュ部分のデザインも変更され、全体的に洗練された印象を与えます。
ノイズキャンセリング&スマート機能が充実

機能面では、デュアルマイクによるノイズキャンセリング性能の向上が特徴です。また、装着検出機能が追加され、イヤホンを耳から外すと自動で再生が一時停止し、再び装着すると再生が再開される仕様になっています。

さらに、タッチ操作によって、音楽の再生・一時停止、音量調整、曲送り、音声アシスタントの起動などがスムーズに行えます。Spotify Tapなどのサービスをワンタップで素早く起動できる点も魅力です。
快適な接続性&アプリ対応
WF-C710Nは、前モデルと同様にIPX4の防水性能を備えており、汗や雨の影響を受けにくい設計となっています。また、Google Fast PairやMicrosoft Swift Pairに対応しているため、AndroidやWindowsデバイスとの接続がスムーズです。

さらに、Bluetoothマルチポイントにも対応し、複数のデバイスを同時に接続可能。仕事やプライベートでデバイスを使い分ける際にも便利です。音質面では、360 Reality Audio認証を取得しており、360 Spatial Sound PersonalizerやSound Connectアプリを活用することで、より臨場感のあるサウンド体験が楽しめます。
バッテリー持続時間が向上
WF-C710Nは、ノイズキャンセリングをONにした状態で最大8.5時間、OFFなら最大12時間の連続再生が可能です。さらに、付属の充電ケースを使用すると、合計最大30時間のバッテリー駆動が可能となっており、長時間の移動や作業時でも安心して使用できます。充電はUSB-C経由で行え、利便性も向上しています。
カラーバリエーション&発売情報
WF-C710Nは、ブラック、ホワイト、ピンク、そして透明感のある「グラスブルー」の4色展開となっています。シンプルで使いやすいカラーから個性的なカラーまで揃い、ファッションやライフスタイルに合わせて選べる点も魅力です。
前モデルのWF-C700Nと比較しても、デザイン・機能ともに進化したWF-C710N。音楽をより快適に楽しみたい方にとって、注目のアイテムとなりそうです。
なお、このWF-C710N、タイミングからすると、おそらく来月か再来月に正式リリースされるであろう、Xperia 1 VIIやXperia 10 VIIの特典となりそうですね。