
ソニーの最新フラッグシップモデル、Xperia 1 VIIのカメラ性能。
一時期の過去モデルと比べると再評価されつつある傾向もみられますが、それでも同クラスの他社フラッグシップと比べると一般ユーザーからの評価はまだ劣るといったところです。
そんな中、Youtube上の有名チャンネルが行ったXperia 1 VIIを含む複数機種のカメラブラインドテストでXperia 1 VIIがかなり不名誉な敗北を喫したことが明らかになりました。
Xperia 1 VIIのカメラ、価格1/7の廉価モデルに敗北
カメラ性能の比較は以下の12機種で日中と夜間の写真を撮影し、ユーザーは機種名を知らされずに「A」か「B」かを選ぶという方式。

- iPhone 16 Pro Max
- Galaxy S25 Ultra
- Vivo X200 Ultra
- OnePlus 13
- Oppo Find X8 Ultra
- Xiaomi 15 Ultra
- Honor Magic 7 Pro
- Google Pixel 9 Pro XL
- Sony Xperia 1 VII
- Motorola Edge 60 Pro
- ASUS Zenfone 12 Ultra
- ミステリーフォン(CMF Phone 2 Pro):
そして以下が6グループ目のXperia 1 VII (B)と後にCMF Phone 2 Pro (A)と明かされる「ミステリーフォン」のブラインドテスト結果。

6話近いユーザーがCMF Phone 2 Proを選んでおり、この時点でXperia 1 VIIは脱落という事になります。

ちなみにCMF Phone 2 Proは国内でも認証通過はしているものの未発売なので、Xperia 1 VIIとの国内価格での比較はできません。ただ、CMF Phone 2 Proの欧州価格は219ユーロ。一方のXperia 1 VIIの価格は1499ユーロなので、Xperia 1 VIIのカメラは価格約1/7の機種のカメラにブラインドテストで負けた、ということになります。
もちろん写真のクオリティの評価は主観による部分も大きいので、すべてのユーザーがこの結果に納得がいくわけではないと思います。それでも、20万円以上のスマートフォンのカメラが3万円台のスマートフォンのカメラに劣る、あるいは同程度に評価されるというのはXperiaファンにとってはかなりつらい現実とも言えそうです。