Wear OS 5.1 アップデートで通知遅延や不具合が発生中

Googleが提供するスマートウォッチ向けOS「Wear OS 5.1」のアップデートが、Pixel Watchシリーズに予期せぬトラブルをもたらしているようです。

通知遅延やフリーズなどの報告が相次ぐ

2024年11月以降、Pixel Watch向けのアップデートは途絶えていましたが、2025年3月に配信が開始されたWear OS 5.1のアップデートで、待望の新機能や改善が提供されました。しかし、その一方で通知の遅延や消失といった問題が発生しているとの報告が相次いでいます。

Redditの「/r/PixelWatch」コミュニティやAndroid情報サイト「Android Police」によると、特にPixel Watch 2およびPixel Watch 3のユーザーが、Wear OS 5.1適用後に通知が正常に届かなくなるケースが多発しているようです。このアップデートは3月18日から順次配信されており、多くのユーザーが影響を受けている可能性があります。

その他の不具合も発生中

通知関連の問題に加えて、以下のような不具合も報告されています。

  • ウォッチフェイスの編集時にクラッシュ
  • Fitbitとの同期が遅延
  • タッチスクリーンのフリーズ

さらに厄介なのは、これらの不具合が単なるソフトウェアの一時的な問題ではなく、工場出荷時リセットを実行しても解決しないという点です。一時的な対処法としてPixel Watchを再起動することで改善する場合もありますが、効果は一時的にとどまることが多いようです。

修正アップデートは数カ月先か?

今回の不具合に対し、Googleがどのように対応するのかは不透明です。Pixel Watchの新しいアップデートスケジュールでは、大規模な修正が行われるまでに数カ月かかる可能性があります。しかし、影響を受けるユーザーが多ければ、Googleが早急に修正パッチを配信する可能性も否定できません。

現在、Googleにコメントを求めている段階であり、新たな情報が入り次第、続報をお伝えする予定です。

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