
スペックは魅力的だが、評価は割れる
Googleが先日発表したPixel 9a。Tensor G4プロセッサやワイヤレス充電、7年間のOSアップデート保証など、ミッドレンジスマホとしては魅力的な仕様が並びます。価格も499ドルと比較的手頃で、iPhone 16e(600ドル)と比べても優位性があると見る声も少なくありません。
しかし、実際の評価はどうなのでしょうか?Android Authorityが行ったアンケート調査によると、Pixel 9aの印象はユーザーによって大きく分かれていることが分かりました。
「アリ派」と「ナシ派」、意見が真っ二つ
アンケートはWebサイト、YouTube、X(旧Twitter)の3つのプラットフォームで実施されました。その結果、Webサイトでは62%、YouTubeでは54%が「良い」と評価。一方、Xでは「良い」と答えた人が44.4%にとどまり、55.6%が「ナシ」と回答するなど、賛否が分かれる結果となりました。



好意的な意見としては、「Pixel Aシリーズはハイエンドを狙うモデルではない」「iPhone 16eと比べるとコスパが良い」といったコメントが見られました。実際、499ドルという価格は多くの人にとって魅力的なポイントでしょう。
しかし一方で、デザインや仕様に対する不満の声も。特に「ベゼルが分厚すぎる」「Qi2マグネット非対応」「デュアルSIMが物理SIMではない」「Pixel 6シリーズと同じモデムを使っているのはマイナス」など、細かな部分に不満を抱くユーザーも少なくありませんでした。
Pixel 9aはヒットするのか?
こうした意見の割れ方を見ると、Pixel 9aは万人に受け入れられる端末とは言い切れないかもしれません。しかし、価格やアップデート保証を重視するユーザーにとっては十分魅力的な選択肢になり得ます。
実際の使い勝手やパフォーマンスについては、今後のレビューでさらに詳しく検証されるでしょう。Googleの新たなミッドレンジモデルが市場でどのような評価を得るのか、注目が集まりそうです。