Motorola、一部端末でAndroid 15が不具合を引き起こし「使えない状態」に?

Motorolaが昨年12月から配信を開始したAndroid 15アップデート。プライベートスペース機能やマルチタスク性能の向上といった新機能をもたらした一方で、一部の端末で深刻な不具合が発生しているようです。

アプリランチャーがクラッシュ、スマホが「使えない状態」に

Android Authorityの報告によると、Android 15にアップデートした後、Motorolaスマートフォンのアプリランチャーが繰り返しクラッシュし、ホーム画面やアプリが正常に表示されなくなるケースがあるとのことです。この不具合の影響を受けたユーザーは、ロック画面のクイック設定メニューから設定アプリを開く以外にアプリへアクセスする方法がない状態になっています。

この問題はLenovoのコミュニティフォーラムやRedditでも複数のユーザーによって報告されています。

  • Motorola Edge 50 Fusion
  • Motorola Edge 50 Neo
  • Motorola ThinkPhone 25
  • Motorola Razr Plus
  • などの機種で同様の問題が確認されています。

Motorolaの対応と未解決の不具合

Motorolaはこの問題について公式声明を発表していませんが、不具合修正用のソフトウェアパッチを配信済みです。
しかし、このパッチがすべての端末で効果を発揮しているわけではありません。Motorola ThinkPhone 25では問題が解消したものの、Motorola Razr Plusでは依然としてカバーディスプレイでクラッシュが発生するケースがあるようです。

Motorolaは今後のアップデートでこの問題を解決する可能性があるものの、ユーザーにとっては不安が残る状況です。

その他の報告された不具合

さらに、Android 15アップデート後に他の不具合も報告されています。

  • テーマがデフォルトの黄色にリセットされる
  • バッテリーセーバーのスケジュールが20%で固定される

いずれも端末を再起動するたびに設定がリセットされてしまうという問題です。

まとめ

Android 15アップデートは多くの新機能を提供しますが、不具合によって一部のユーザーにとってはストレスの原因にもなっています。Motorolaの迅速な対応と、次回アップデートでの完全な解決が期待されます。

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Android 15Motorola/moto
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