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ソニーモバイルが展開するXperiaシリーズのAndroid 15アップデートが、ついに全対象機種への提供を完了しました。
国内では本日、ドコモ版やSIMフリー版のXperia 1 V、Xperia 5 V、Xperia 10 Vへのアップデート配信が開始。一方、海外では同日にXperia 10 VIもアップデート対象となり、少なくとも欧州では全対象機種へのAndroid 15配信が完了したことになります。
Android 15アップデート対象機種
今回、Android 15が提供されたXperiaシリーズは以下の通りです:
- Xperia 1 VI
- Xperia 10 VI
- Xperia 1 V
- Xperia 5 V
- Xperia 10 V
他社と比較して展開機種数が少ないソニーですが、2023年モデルのハイエンドだけでなくミッドレンジモデルにもAndroid 15を提供完了したのは特筆すべきポイントです。
(※サムスンのGalaxy S24シリーズですら、まだAndroid 15の配信は未提供。)
また、私が記憶している限り、ソニーが最新OSの配信を2月中に終えた例、というのは過去になかったと思います。
純正アプリの廃止とファームウェア共通化がアップデートを加速?
ここ数年、ソニーはXperiaの純正アプリを複数廃止するなど、軽量化と効率化を進めています。さらにAndroid 15のアップデートに伴いファームウェアが共通化されたことで、OSアップデートの開発が簡素化されている可能性があります。
これが最速レベルのアップデート提供を実現した一因かもしれません。
Xperiaユーザーはアップデートをお忘れなく!
Android 15により、UIの改善やセキュリティ強化、パフォーマンスの向上が期待できます。対象機種をお持ちの方は、最新のOSにアップデートしてXperiaをさらに快適に活用しましょう。
今後もソニーがどのようなスピード感でアップデートを提供するのか、引き続き注目です!