ソニーモバイルの2021年コンパクトフラッグシップ、Xperia 5 III。
全体的にリリーススケジュールが押しているという印象の同モデルですが、今のところの情報から総合的に予想とどうやら香港版や台湾版が9月中に先行リリースとなりそうな気配です。(あくまで予想です)
そんなXperia 5 IIIですが、今回、兄弟モデルのXperia 1 IIIと比較したちょっと興味深い分解画像が発見されました。
上がXperia 5 III、下がXperia 1 IIIのもの。
有名リーカー、Zackbucks氏がWeibo上に投稿していたもので、台湾での発表展示場からのものでしょうか。
Xperia 1 IIIについてはすでに非公式なものも含め、いくつかの分解画像が公開されていますが、Xperia 5 IIIの分解画像は今回が初めてではないかと思われます。
ただ、これを見てもこれといった違いで大きな発見はなさそう。
少なくとも素人の私が見て分かるのはToFセンサーの有無やワイヤレス充電用コイルの有無、といったスペック上で確認されている事ばかりです。
が、1点だけ「変な」点が。
これ、なぜかXperia 5 IIIのカメラの位置が上下逆になっています。
一瞬「Xperia 5 IIIってカメラレンズの位置がXperia 1 IIIと違ったっけ?」と思い、確認しましたが、Xperia 1 IIIもXperia 5 IIIもペリスコープカメラレンズは3つのカメラのうち、一番下になることは確実です。
一方、Xperia 5 IIIの基盤?を180回転させればXperia 1 IIIと同じカメラの位置になりますが、ちょっと不思議。
よって、Xperia 5 IIIに関してはおそらく基盤がアクリル板上に上下逆に取り付けられているものと思われ、これについてはミスなのか意図的なのかは不明です。
なお、Xperia 1 IIIもXperia 5 IIIもバッテリー容量は4500mAhですが、バッテリーパック自体も同じものを搭載していることが分かります。(前モデルのXperia 1 IIとXperia 5 IIも同じでした)
なお、Zackbucks氏いわく、このXperia 5 IIIもXperia 1 IIIも前モデルよりも大きなグラファイト排熱版を搭載しており、排熱構造自体も優れている、とのこと。
一方、少なくともXperia 1 IIIに関しては前モデルより発熱に関する問題報告がかなり多いのは事実です。
これはやはり排熱構造の技術だけではカバーしきれないSnapdragon 888の問題、ということなのでしょうか。
ソース:Weibo (Zackbucks)
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