Dimensity 7050搭載のOppo Reno11 A、前モデルReno9 Aからの性能進化はどれくらい?

Oppoが昨日正式発表した国内向けミッドレンジモデル、Oppo Reno11 A。

海外ではすでにリリース済みのOppo Reno11 Fのリブランドモデルということで、搭載チップセットはDimensity 7050となっています。

一方、前モデルに相当するReno9 Aの搭載チップはそのさらに1世代前のモデル、Reno8 Aから据え置きのSnapdragon 695で、同シリーズでは2年ぶりにチップセットが変更されたという事になります。

というわけで今回はこのOppo Reno11 AとOppo Reno9 Aのベンチマークスコアを比較。どの程度の性能進化となっているかを検証してみたいと思います。

Oppo Reno11 A vs. Oppo Reno9 Aベンチマークスコア比較

Oppo Reno11 F (Reno11 A)のベンチマークスコアはシングルコアではReno9 Aとほぼ互角。マルチコアでは1割前後スコアが高くなっています

2世代ぶりのチップセット載せ替えとしては少し物足りないような気もします。

一方、グラフィック処理性能(GPU性能)を計測する別のベンチマーク、Geekbench Computeを比較すると:

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Oppo-reno11-a-vs-reno9-a-gpu-benchmark-comparison.jpg

Reno11 AのスコアはReno9 Aの2倍近くになっており、これは統計的にも十分優位な性能差と言えそう。

よって、今回のOppo Reno11 A、CPU性能では前モデル(前々モデルもですが)から大きな進化はありませんが、グラフィック処理能力という点はかなり大幅な性能進化が期待できそうです。

コメント